ビートルズをはじめブリティッシュロック勢により盛り上がりを見せた60年代の音楽シーン。
50年代後半、暗黒期を経てのロック復権・・・それに貢献した60年代ロックのヒット曲を10曲紹介します。洋楽を聞かない人でもバンド名は知っているほど有名ばロックばかりです。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:My Generation
My Generation
ザ・フー
1965/10/29 ¥250
イギリスのロックバンド、ザ・フーのヒット曲です。
「老いる前に死にたいね」という歌詞に過激なパフォーマンス、アグレッシブなサウンドで、完全にロックは危険だというイメージが定着しました。ドラマーのキース・ムーンに関しては、その歌詞や演奏スタイルを体現したような生きざまでした。
ボーカルよりも目立つドラム、ギター、ベースのうるささが印象的。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:You Really Got Me
You Really Got Me
ザ・キンクス
1964/02/02 ¥200
イギリスのロックバンド、キンクスを代表するヒット曲です。
ギターリフが印象的なこの曲は、ヴァン・ヘイレンなど有名ミュージシャンによってカバーもされています。
どうしても理想の音が生まれずにアンプを蹴飛ばしたり剃刀で傷をつけたりした結果、歪んだ個性的なギターサウンドが誕生したようです。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:Hey Jude
Hey Jude
ビートルズ
1968/08/26 ¥250
やはり60年代ロックの主役はビートルズ。60年代どころか、ロック史上もっとも有名な曲といっても大げさではないでしょう。
作詞作曲はポール・マッカートニー。ビートルズで名曲とされる曲の多くがポール・マッカートニーが手がけており、ポールの音楽的センス、ソングライティング能力の高さが非凡であることがわかります。
ビートルズ解散目前にリリースされた最高傑作です。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:Purple Haze
Purple Haze
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
1967/03/17 ¥200
アメリカのギタリスト、ジミ・ヘンドリックスのヒット曲。
伝説、神様といった形容詞がミュージシャンにはよくつけられますが、神にもっとも近いミュージシャンは彼ではないでしょうか。
自らの体の一部がごとくギターを操る姿は、ギターの神様に違いありません。「パープル・ヘイズ」、個人的にはかっこいいギターリフNo.1です。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:Saticefaction
(I Can’t Get No) Satisfaction
ザ・ローリング・ストーンズ
1965/06/06 ¥250
60年代ヒット曲にはローリング・ストーンズもはずせません。
社会への不満や怒りをロックに乗っけて歌う・・・一見ただの不良少年なローリング・ストーンズですが、実は社会不安や変化を自分たちの音楽に取り込む知的さも持ちあわせています。
「サティスファクション」は一度聞いたら忘れられない心地良いギターリフが特徴で、ストーンズの代名詞的曲です。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:ハートに火をつけて
Light My Fire
ドアーズ
1967/01/04 ¥250
アメリカのロックバンド、ドアーズ最大のヒット曲「ハートに火をつけて」。
歪んだ世界観が特徴の狂気的なサイケデリック・ロックでありながらも、ポップな聞き心地で広く受け入れられやすい曲調です。長いソロがあることにより、曲のシンプルさと複雑さが絶妙なバランスを生み出しています。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:Daydream Believer
Daydream Believer
ザ・モンキーズ
1967/10/25 ¥250
アメリカのロックバンド、モンキーズのヒット曲です。
モンキーズはオーディションによって結成された寄せ集め的なバンドで、ロックの不良的要素とは真逆に健全なアイドル的なイメージで売り出していました。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:朝日のあたる家
The House of the Rising Sun
アニマルズ
1964/06/19 ¥-1
イギリスのロックバンド、アニマルズのカバーによってよく知られているアメリカの伝統曲「朝日のあたる家」。
60年代中ごろ、イギリスロックバンド勢によるアメリカ進出(ブリティッシュ・インヴェイジョン)の代表ロックバンドでもあるアニマルズは、ロックシーンに多大な影響を与えました。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:風に吹かれて
Blowin’ In the Wind
ボブ・ディラン
1963/05/27 ¥200
アメリカのフォークミュージシャン、ボブ・ディランの名曲です。
この曲もそうですが、戦争の意義や社会的メッセージを込めた歌を歌っていたことから、当時は”プロテスト歌手”としてアメリカでは崇められていました。ただ、ボブ・ディランはそういった”レッテル”を貼られることに対しては良く思っていませんでした。
ボブ・ディランもまた、ローリング・ストーンズなどを代表とするブリティッシュ・インヴェイジョンの影響を強く受けたミュージシャン。
1960年代洋楽ロックのヒット曲:素敵じゃないか
Wouldn’t It Be Nice
ザ・ビーチ・ボーイズ
1966/05/16 ¥250
アメリカのサーフ・ロックバンド、ビーチ・ボーイズの名曲。
ビーチ・ボーイズといえば60年代はじめ、心地よい涼しげなサーフ・ロックサウンドで人気を得ていましたが、ビートルズのアメリカ進出によって危機感を覚え、理想の音を追求、試行錯誤を重ねてそれまでのイメージとは違った作品を生み出しました。
それがこの曲も収録された「ペット・サウンズ」というロック史上屈指の名盤です。