ロックが生まれ、サイケデリック・ロックを経て生まれたのがハードロック。
ギターリフに重きを置いた厚みある激しいサウンドはいかにもなロックでかっこいい。
そんなもっとも輝かしいハードロックの時代である1970年代の名盤を5つ紹介します。
1970年代洋楽ハードロックの名盤:ロックス
アメリカのロックバンド、エアロスミスの初期の名盤「ロックス」。
エアロスミスというと70年代以降も名曲が多く、いまだに第一線で活躍し続けるハードロックの王者。
どの年代が至高かの議論はあるかと思います。近年に名曲が多いのも納得です。
ですがやはり。ロックの本質、凶暴性が一番表れているのは70年代のこのアルバムにあるでしょう。
攻撃的で尖ったサウンドとボーカルは突き刺さります。火花が飛び散りそうなほどの激しさがアルバム全体にちりばめられているのです。
Back in the Saddle
エアロスミス
1976/05/03 ¥200
1970年代洋楽ハードロックの名盤:脱獄
アイルランド出身のロックバンド、シン・リジィの名盤「脱獄」。
初期のブルージーな音楽性から一転、激しいギターサウンド中心のハードロックに方向性を変えたその初めのアルバムです。
「ヤツらは町へ」は「トイ・ストーリー3」をはじめさまざまな映画で使用されていて、聞いたことがある人も多いはず。
ヤツラは町へ
シン・リジィ
1976/03/26 ¥250
1970年代洋楽ハードロックの名盤:レッド・ツェッペリンⅣ
イギリスロックバンド、レッド・ツェッペリンの名盤「レッド・ツェッペリンⅣ」。
1970年代ハードロックの主役は間違いなくレッド・ツェッペリン。ジミー・ペイジの生み出す印象的なギターリフとロバート・プラントのハイトーンボイスはハードロックの象徴ともいえるのではないでしょうか。
加えてジョン・ポール・ジョーンズのテクニカルな演奏にジョン・ボーナムのグルーヴ感。
メンバーひとりひとりが実力派&ハイセンスであるレッド・ツェッペリンは怪物級です。
Stairway to Heaven
Led Zeppelin
1971/11/08 ¥200

1970年代洋楽ハードロックの名盤:炎の導火線
アメリカのロックバンド、ヴァン・ヘイレンのデビューアルバムにして最高傑作である「炎の導火線」。
キーボードを多めに取り入れた80年代の名盤とは違い、ギターロック中心のこのアルバムはひたすらかっこいい。キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」のカバーはもはや原曲を超えるほどの名カバー。
この作品でライトハンド奏法を世に広めたエディ・ヴァン・ヘイレンは20歳そこそこ。そんな年端もいかない若者がロック界に革命を起こすのだからすごいですね。
You Really Got Me
ヴァン・ヘイレン
1978/02/10 ¥250
1970年代洋楽ハードロックの名盤:パラノイド
イングランド出身のロックバンド、ブラック・サバスの名盤「パラノイド」。
レッド・ツェッペリンやディープ・パープルとともに70年代ハードロックを支えたロックバンドですが、サウンドの重さはこの中でも随一。
とにかく音が重い。
そのヘヴィさとアルバムジャケットやバンドのルックス面から、ヘヴィ・メタルの起源ともいわれています。ただ激しいギターロックという感想で終わらないのがブラック・サバスなのです。
トニー・アイオミの重量感あるギターサウンドが癖になります。
Iron Man
Black Sabbath
1970/09/18 ¥250
70年代ハードロックならまずはこれから!
以上、1970年代ハードロックの名盤5選でした。迷ったらこれらを聞けば間違いありません!


