2019年、どんなロックに出会いましたか?
新しいワクワクに出会えたら、それはもうロック好きとしては素敵なことですよね。
私自身、2019年もワクワクするロックに出会えました。
ということでこの記事では、私が2019年に聞いてよかった!と思ったロックの名盤を5枚紹介します。
目次
2019年ロックの名盤:ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」
これはひさびさガツンとやられました。
ホワイトスネイクのピークは、80年代中ごろ〜後半だと思っています。
「サーペンスアルバス」前後ですね。
なので、正直90年代以降のアルバムは聞いてもそこまで印象に残るものは少なかったんですけど、これは久しぶりにきました。
当然年は取ったし、メンバーも変わり、まったくあのころのホワイトスネイクの音というわけにはいきません。
でも、ホワイトスネイクのピーク時を彷彿させるハードロックサウンドが漂っていて、「こういうのが聞きたかった」と思いました。
往年のロックミュージシャンの近年の作品というのは得てして厳しい目で見てしまいがちですが、これは純粋に楽曲が良い。とてもハードロックしていて楽しいです!
それにしてもデイヴィッド・カヴァーデイルの声は健在ですね。
ああいった声質は年を取るとつらそうだと思ってしまいますが、デビカバさんは変わりませんね。
「フレッシュ・アンド・ブラッド」おすすめの曲
最初のギターから一気に引き込まれます。
不思議と、メンバーが変わっていてもホワイトスネイクっぽい音だなと感じてしまうんですよね。
私はホワイトスネイクのギタリストはジョン・サイクス以外ありえないと思っている頭の固いファンですが、もうそんなの抜きにしても熱狂してしまいますね。
いやかっこいい。
ホワイトスネイクに劣化なんてものはないんですよ。
かっこよすぎます。
正直フレッシュさとかは全然感じないんですけど、ホワイトスネイクに今求めるものは、熱いハードロックサウンドとデイヴィッド・カヴァーデイルの金属のような歌声ですからね。
それが聞けるのでもう胸がいっぱい。
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2019年ロックの名盤:スティング「マイ・ソングス」
ポリス時代、スティングのソロ作品からの名曲をセルフカバーしたもの。
なので、完全新作ではありません。
でも内容がすばらしいのであえて選びました。
スティングが今カバーしたことで、よりポリス時代の名曲、スティングの名曲が本当に良い曲なんだと実感しましたね。
ヒット曲のセルフカバーだから曲が良いのはもうわかっているので、期待するのは曲への新たな気づき。
実際に聞いてみれば、今っぽいアレンジが効いていて、スティングの透明感ある声は健在で、さらに名曲の虜になりました。
「マイ・ソングス」おすすめの曲
「見つめていたい」、やっぱり名曲だなと改めて感じます。
スティングの透き通る、でもソウルフルなボーカルはあいかわらずでもう好きすぎます。
色褪せるどころか、何年、何十年経ってもこんなにもすばらしいんですから真の名曲ですよ。
飾り気がない曲だからこそよけいに楽曲のすばらしさがわかります。
大好きなんですこの曲。
それが新たにスティング自身がカバーするなんて・・・血が沸騰しそうなくらいに興奮しましたよね。
そしてやっぱりいいんです!
当時もかなりおしゃれな曲だったと思いますけど、今聞いてもめちゃくちゃおしゃれ。
なんかもう涙が出そうなくらい良い曲。
この曲を聞きながら四条烏丸の通りならよく歩いたものですw
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2019年ロックの名盤:リアム・ギャラガー「Why Me? Why Not.」
オアシスが好きな私にとって、リアム・ギャラガーの本作はオアシスらしさが出ていて感動しました。
もちろんノエル・ギャラガーの曲作りも大きいんですけど、それと同じくらいリアムの独特の歌声って、オアシスにとって重要な要素なんですよね。
無意識のうちにリアムの声にオアシスらしさを感じていたので、本作を聞いたとき「ああ〜オアシスだ〜〜!」と思ってしまったんですよね。
でもそれだけじゃないんですよ。
オアシスが好きだった人だけでなく、いきなりリアムの本作を聞いた人でも普通に楽しめるくらいの楽曲のすばらしさもあります。
オアシスの再結成は希望するところではありますが、こんな良いロックが聞けるなら別にいいんじゃないか。
そう思わせてくれるくらいクオリティの高いアルバムでした。
「Why Me? Why Not.」おすすめの曲
ぜひフルで聞いてほしいんですけど、オアシスっぽくないです?
リアムのボーカルも調子よさげでめちゃくちゃ気持ちよく聞けるんです。
ノエルがオアシスの音楽性とはまた違った方向でロックをしているのに対し、リアムはなんか既視感あるようなロックをやってくれるんですよね。
そこがいいんです。
聞いている瞬間は90年代のブリットポップ時代にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。
出だしを聞くと、オアシスの「リヴ・フォーエバー」でも始まりそうな気がします。
そこでもう「おっ!」と惹きつけられますよね・・・。
リアムのハイトーンボイスが良い曲ですよ。
まさに衰え知らず。
表現の幅が狭いようで、意外と色彩豊かだなとこの曲を聞いて思いました。
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2019年ロックの名盤:ジョー・ジャクソン「フール」
80年代のころのイメージで聞いて大丈夫。
声も洗練されたあの音も変わっていませんから。
かといって全然守りに入っているという感じではなくて、ちゃんとさまざまなテイストの音楽がそろっています。
だから、変わらないジョー・ジャクソンの音楽が安心して聞けるけどしっかりワクワクもさせてくれるんです。
「フール」おすすめの曲
ジョー・ジャクソンらしい曲調でとても好きです。
あいかわらずおしゃれな音だし、ジョー・ジャクソンの声も透明感があって、少し甘くて良い!
そしてなんといってもメロディが良いです。
ジョー・ジャクソンを昔から聞いている人ならホッとするようなメロディだと思うんですよね。
とっても心地よいです。
懐かしいような、それでいて現代っぽいような雰囲気もあってすばらしいです。
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2019年ロックの名盤:トム・ヨーク「アニマ」
トム・ヨーク、やはり天才ですよね。
もはやロックというジャンルだけではくくれない、独自の世界観があります。
トム・ヨークらしく、あいかわらず不気味というか、不思議な世界が広がるんですけど、それがすごく心地よいんですよね。
全身がふわふわ〜っとするような不思議な感覚。
一度聞いただけでは自分のモノにできない複雑さ。
一見とっつきにくいんですが、それでもグイッと引きつける魔力があるんです。
「アニマ」おすすめの曲
浮遊感があって、本当に不思議な曲。
夢と現実の間を行ったり来たりしているような、そんな感覚がします。
レディオヘッドが好きな人なら間違いなく好きな雰囲気なはず。
逆にレディオヘッドが苦手な人は、「なんだこれ聞きづらっ!」と思うかも。
でもこの世界観にはまったらもう最後。単純な曲では満足できなくなっちゃいます。
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