AORというのは、Adult Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略語。
大人向けのロックと呼ばれるジャンルのことです。特徴としては、スローテンポなリラックス音楽。そして都会的でオシャレなイメージもAORの特徴として挙げられます。
今回は、そんな都会的なオシャレなAORのおすすめミュージシャン、ロックバンドを紹介します。
ちなみに、アメリカでは上記のような意味ではなく、AORとはAlbum Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)のことを指し、曲単位よりもアルバム全体としての完成度を重視したスタイルのことをいいます。
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AORのおすすめアーティスト:ボズ・スキャッグス
画像:Amazon
ボズ・スキャッグスはアメリカのミュージシャンで、AORの代表格。
AORの元祖なので、どういうものか知りたい人はまずボズ・スキャッグスを聞くことをおすすめします。疲弊した心に沁みいります。
ちなみに、ボズ・スキャッグスのバックバンドを務めたミュージシャンは後にTOTOを結成しています。
ボズ・スキャッグスのおすすめ名盤:シルク・ディグリーズ
We’re All Alone
ボズ・スキャッグズ
1976/03/01 ¥200
AORの名曲「ウィ・アー・オール・アローン」が収録されているのがこのアルバム。
ボズ・スキャッグスverでなくとも、いろんなミュージシャンによってカバーされているので、誰もが1度は聞いたことがあるはず。もっとも、カバーされることで元の曲もどんどん評価を上げていきましたが。
AORならまずはこのアルバムがおすすめです。心を癒しましょう。
AORのおすすめアーティスト:シカゴ
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アメリカのロックバンド、シカゴもAORに代表されます。
シカゴの特徴は、ボーカルのピーター・セテラの歌声。伸びやかなキレイな歌声は、ミリオン・ダラー・ボイス(100万ドルの声)と評されるほど。
ジャズ・ロックを由来とする音楽をしてきたシカゴでしたが、80年代に入ると、方向性をポップに、ラヴ・バラード路線に。繊細なピーター・セテラの歌声はAORにマッチしていて心地良いです。これぞ癒しです。
シカゴのおすすめ名盤:ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)
Hard to Say I’m Sorry
シカゴ
1982/05/17 ¥250
60年代から活動するシカゴのターニングポイントになったアルバムです。
その前のジャズ・ロックのイメージとは打って変わった繊細で心地よいロックになりました。
「Hard to Say I’m Sorry(素直になれなくて)」は多くの人の琴線に触れる曲で、これまでのシカゴをしのぐほどの成功に導いたものになりました。きれいで癒されるAORです。
AORのおすすめアーティスト:スティーリー・ダン
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ウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンによるロックデュオ、スティーリー・ダンもAORの代表です。
ジャズサウンドと誌的な歌詞で都会的でオシャレな曲ばかりです。
ロックの歴史は50年以上。似通ったサウンドのバンドは数あれど、スティーリー・ダンの独特な世界観、音楽性は唯一無二の存在。
スティーリー・ダンのおすすめ名盤:彩(エイジャ)
Aja
スティーリー・ダン & トム・スコット
1977/09/23 ¥250
ロック史に名を刻む名盤、「彩(エイジャ)」。
スティーリー・ダンがAOR、大人向けの音楽といわれるのがよくわかる作品です。ロックとジャズがうまくあわさり洗練されています。
楽曲の完成度も高く、とにかくおしゃれ。都会のこじゃれたカフェで流れていそうな雰囲気があります。

AORのおすすめアーティスト:ドゥービー・ブラザース
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もともとカントリー調の心地良いサウンドとリズムで人気を博していたアメリカのロックバンド、ドゥービー・ブラザース。
しかしスティーリー・ダンのツアーメンバーだったマイケル・マクドナルドの加入によってAOR路線へ。
音楽性の変化はいつの時代もどのミュージシャンでも評価は分かれるもの。
しかし、AOR路線に進んだことによってドゥービー・ブラザースは高い評価の人気を獲得しました。
ドゥービー・ブラザースのおすすめ名盤:ミニット・バイ・ミニット
What A Fool Believes
ドゥービー・ブラザーズ
1978/12/01 ¥250
ドゥービー・ブラザースのAORサウンドのノウハウを詰め込んだ傑作でおすすめです。
「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」はマイケル・マクドナルドとケニー・ロギンスの共作。ポップで楽しいリフが特徴の楽しい心地よい曲。
これまでのドゥービー・ブラザースとはまた違った作風なので賛否あるかもしれません。が、AOR好きなら聞いておきたい名盤です。ここまで挙げた中でも都会的、オシャレ度は随一。
AORのおすすめアーティスト:エアプレイ
名うての音楽プロデューサー、デヴィッド・フォスターとギタリストのジェイ・グレイドンの二人によるユニット、エアプレイ。
デヴィッド・フォスターはマイケル・ジャクソンやアース・ウィンド・アンド・ファイアーなど有名ミュージシャンの曲を手掛けています。
ジェイ・グレイドンもまたアルジャロウやジョージ・ベンソンといった同じくAORに分類されるミュージシャンのプロデューサーを行っていました。
エアプレイのおすすめ名盤:ロマンティック
After the Love Is Gone
Airplay
1980/01/01 ¥200
おすすめというよりも、このアルバムしかありません。
プロデューサーとして手腕をふるっていた二人によるユニットということで、曲の内容はすばらしいです。流行すらも自身のものにしてしまうのはさすがです。
AORのおすすめアーティスト:クリストファー・クロス
ハイトーンボイスが美しい歌声が特徴のクリストファー・クロス。
曲はもちろんですが、心に沁みる歌声で聞き入ってしまいます。
AORの代表する癒し系ミュージシャンです。歌声が唯一無二の癒しボイスです。
クリストファー・クロスのおすすめ名盤:南から来た男
Sailing
クリストファー・クロス
1979/12/01 ¥250
クリストファー・クロスのデビューアルバムにして名盤。
世界中が魅了された初々しく美しい歌声をもつクリストファー・クロスが聞けるのはデビューアルバムならではです。
とはいえデビューアルバムということを感じさせない安定感抜群の楽曲たちに驚きです。
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