1960~1970年代のアメリカで誕生した、カントリーミュージックやフォークの要素を取り入れたロック音楽がカントリーロック。
アメリカではドライブのときのBGMとしてもっとも使われるジャンルの音楽がカントリーロックだそうです。
爽やかで軽やか、心地よい音楽性をもつジャンルであるカントリーロック、この記事では代表的なロックバンド、アルバム、名曲を紹介します。
おすすめの洋楽カントリーロック・バンド:ザ・バーズ
画像:Amazon
カントリーロックの先駆者として有名なのが、アメリカのロックバンド、ザ・バーズです。
ボブ・ディランのカバー「ミスター・タンブリン・マン」がヒットし、当時のロックシーンに絶大な影響を与えた名曲です。
ザ・バースのおすすめカントリーロックの名盤:ロデオの恋人
懐かしい田舎の風景を想像させるような心地よいそよ風が吹くアルバムが「ロデオの恋人」。
軽やかなリズムが楽しくって、ピアノやヴァイオリンも音もきれいですね。あたたかな気持ちになれますよ!カントリーロックならバーズから入るのがおすすめです。
I Am a Pilgrim
ザ・バーズ
1968/08/30 ¥200
このアルバムには、ボブ・ディランやウディ・ガスリーのカバー曲も収録されているのですが、オリジナル曲を感じさせないほど気持ちの良いカントリー調でカバーされています。
おすすめの洋楽カントリーロック・バンド:グレイトフル・デッド
画像:Amazon
アメリカのロックバンド、グレイトフル・デッドほど多様な音楽性を持つロックバンドも珍しい!というくらいコロコロ音楽性が変わります。
サイケデリック・ロック、ブルース・ロック、即興ジャズ、そしてカントリー・ロック。
その音楽性の広さは中近東まで視野に入れたものまで。
グレイトフル・デッドのおすすめカントリーロックの名盤:アメリカン・ビューティ
「アメリカン・ビューティ」は1970年にリリースされたアルバムで、それ以前のサイケデリックな音楽的特徴とはうってかわり、カントリー風味な作品となっています。
Sugar Magnolia
グレイトフル・デッド
1970/11/01 ¥250
軽やか・のどかな音楽で、目を閉じると緑の牧場の風景が浮かんでくるようです。ポップなメロディをもつ曲もあるので、カントリーロックを初めて聞く方にもとっつきやすいです。
おすすめの洋楽カントリーロック・バンド:イーグルス
イーグルスはアメリカのロックバンドで、「ホテル・カリフォルニア」とか「Life in the Fast Lane」などのハードロック寄りのロックバンドとしてのほうが知られているかもしれません。
でも、初期はロックというよりはカントリーミュージック寄りの音楽性だったのです。それこそ、バーズのようなさわやか軽やかな音楽でした。
イーグルスのおすすめカントリーロックの名盤:イーグルス・ファースト
「Take It Easy」はよくテレビでも使われているので聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
田舎の風景を彷彿させるようなのどかな名曲ですね。
Take It Easy
イーグルス
1972/05/01 ¥250
イーグルスはハードロックも良いですが、カントリーロックも軽いノリで心地よいです!初期の名曲がそろっているアルバムです。
おすすめの洋楽カントリーロックアーティスト:ボブ・ディラン
画像:Amazon
アメリカのロックミュージシャン、ボブ・ディランはカントリーロック、フォークロック、ブルースロック・・・音楽性は本当に多様です。
社会問題や戦争など、メッセージ性が強い曲も多いですね。

ボブ・ディランのおすすめカントリーロックの名盤:新しい夜明け
「新しい夜明け」は、ボブ・ディランとしてはインパクトある名盤!名曲がある!というわけではないですが、聞くほど味わい深いカントリー調のロックです。どこか懐かしい雰囲気が心地よいですね。
New Morning (With Horn Section Overdubs) [New Morning]
ボブ・ディラン
2013/08/23 ¥200
ジャズ調の音楽がある曲なんかは、おしゃれさも感じます。
おすすめの洋楽カントリーロック・バンド:ザ・バンド
画像:Amazon
ボブ・ディランのバックバンドに抜擢されたことでも有名なザ・バンド。
ザ・バンドもカントリーロックとして名を挙げる人は多いです。
ザ・バンドのおすすめカントリーロックの名盤:ラスト・ワルツ
ザ・バンドは実力派ぞろいのバンドです。この「ラスト・ワルツ」はザ・バンドの解散ライブを記録したもの。解散ライブには、ボブ・ディランやマディ・ウォーターズ、ジョニ・ミッチェルなど著名人が集められました。
おすすめの洋楽カントリーロック・バンド:ニール・ヤング
カナダ出身の シンガーソングライター、ニール・ヤング。
アーティストとしてはもちろん、偉大なギタリストとしても知られていますね。
繊細なギターと癖になる個性的なボーカルが特徴です。
ニール・ヤングのおすすめカントリーロックの名盤:ハーヴェスト
本当に牧場にでもいるかのようなのどかさがあって、「ハーヴェスト」というアルバムタイトルがよく表していると感じますね。
全曲ともどこからか草の香りが漂ってきそうな雰囲気があります。
この田舎っぽさが良いんですよね。
軽快であたたかい音楽です。
Harvest
ニール・ヤング
1972/02/14 ¥250
おすすめの洋楽カントリーロックアーティスト:グラム・パーソンズ
ザ・バーズの「ロデオの恋人」にかかわり、カントリーロックの流れを生み出したアメリカ出身のミュージシャン、グラム・パーソンズ。
ロック史において重要な人物ですが、薬物の過剰摂取により26歳という若さで亡くなっています。
グラム・パーソンズのおすすめカントリーロックの名盤:グリーヴァス・エンジェル
グラム・パーソンズの遺作となった「グリーヴァス・エンジェル」。
バーズの「ロデオの恋人」と似た、爽やかな心地よいカントリーロックです。
のんびりとした雰囲気と、気持ちの良いサウンドが懐かしい気持ちにさせますよ。
「ロデオの恋人」が好きなら絶対に気に入るはず。
Hearts On Fire
グラム・パーソンズ
1974/01/01 ¥250