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【バロック音楽とは】オペラや協奏曲への発展、その特徴と代表的な有名作曲家まとめ

クラシック音楽の中でも発展が著しくバッハやヴィヴァルディといった名だたる作曲家たちが誕生したのがバロック時代。

そんなバロック時代のクラシック音楽とはどんなものなのか、その特徴や変遷、代表的な作曲家を紹介します。

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バロック音楽とは

バロックとは、17世紀~18世紀前半にヨーロッパで広まった美術・文化の様式。

その時代につくられた音楽が、バロック音楽と呼ばれています。

バロックの特徴

  1. 均整よりも不均衡
  2. 調和よりも過剰
  3. 平穏よりも躍動感

これらの特徴を持つのがバロック音楽。

そして、過剰装飾が特徴であるこの時代の建築を批判することばとして「いびつな真珠(バロック)」という表現が18世紀に使われるようになりました。

その表現が、この17世紀~18世紀の美術様式を指すことばとして用いられるようになったのです。

バロック音楽は「声楽」から楽器のための音楽へ

バロック音楽がルネサンスまでの時代と大きく異なるのが、ルネサンス時代までは「歌詞」をもってして歌う「声楽」だったのが、楽器で音を奏でる音楽へと変化したこと。

これまで礼拝音楽として宗教的な意味合いの強かった音楽が、宗教から独立した形へと変わっていったのです。

バロック音楽は感情表現のための音楽へ

それまではイエス・キリストや聖母マリア様を讃える音楽でしたが、ルネサンス後期からは恋愛をテーマとした歌が増えていきます。

そこで、感情表現にふさわしい通奏低音様式が誕生しました。

感情を表現するために大事なのが、音の調子を整えるために大事な低音の声部。

そして、その低音の響きが弱くならないように低音のパートに和音を足したのが「通奏低音」です。

通奏低音様式とは

「感情表現する旋律」+「和音つき低音」

バロック音楽から誕生したオペラ

史上初のオペラは1597年ごろヤコポ・ペーリが作曲した「ダフネ」。

ですが今は作品は残っておらず、現存する最古のオペラは、クラウディオ・モンテヴェルディの「オルフェオ」(1607年)になります。

クラウディオ・モンテヴェルディは、ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナのような伝統的な作曲方法を「第一作法」とし、それとは逆のより自由で感情表現としての作曲方法を「第二作法」としました。

そしてその「第二作法」のゆくさきとして、新しいクラシック音楽であるオペラを発見したのでした。

協奏曲への発展

楽器での演奏のおもしろさを追求した結果、「協奏曲(コンツェルト)」へとたどりつくのは必然。

ひとつ、もしくは複数の独奏楽器と管弦楽によって演奏される多楽章で構成されるのが協奏曲です。

そして、より多彩な音楽にするためにオーケストラを「コンチェルト・グロッソ(大きなオーケストラ)」と「コンチェルティーノ(小さなオーケストラ)」のふたつ配置します。

すると、コンチェルト・グロッソとコンチェルティーノが交代で演奏すると音にメリハリが出てより表現に幅が出てきます。

コンチェルト・グロッソとコンチェルティーノふたつに通奏低音をつければ「合奏協奏曲」となります。

ふたつに通奏低音をつけるわけですが、付け加える通奏低音を共通のものにした形が「独奏協奏曲」。

バロック音楽の有名な代表作曲家

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

画像:Amazon

もっとも有名なバロック時代を代表する音楽家といえばバッハ。

音楽家の家系に生まれたバッハは生涯で膨大な数の音楽を生み出しました。

クラシック音楽のスタンダードを築いたとされ、現代のミュージシャンンにまでも影響を与える偉大な音楽家。

アントニオ・ヴィヴァルディ

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カトリック教会の司祭で、その赤い髪色から「赤毛の司祭」の異名としても知られているヴィヴァルディ。

協奏曲を中心に膨大な数の曲を遺している一方で、彼の曲はどれも同じように聞こえるという批判的な感想もあります。

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

画像:Amazon

ドイツで生まれイギリスで成功を収めた作曲家、ヘンデル。

とくに宗教的な音楽劇であるオラトリオ「メサイア」が、ヘンデルにとっての転機にもなり大成功を収めました。

フランソワ・クープラン

フランスの作曲家、フランソワ・クープラン。

音楽家を多数輩出するクープラン家の中でもとくに有名な作曲家で、全4巻からなるクラヴサン曲集はクープランの代表作品です。

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バロック音楽は音楽史における興隆と発展の時代

以上、バロック音楽とはどんなものか、代表作曲家やバロック音楽時代に生まれた音楽について解説しました。

バロック音楽時代はクラシック音楽が多様化、成長した時代でもあり、誰もが知る有名作曲家も多数。

1750年ごろからは、バロック音楽が終焉を迎え「前古典派」へと時代は動いていきます。