幻想交響曲でとりわけ有名なロマン派を代表するフランスのクラシック音楽作曲家、エクトル・ベルリオーズ。
ベルリオーズはもともとの性格もロマンティストであるといわれており、その性質が表現する音楽はとても色彩豊か。
そんなクラシック音楽のロマン派を代表するベルリオーズの有名な曲、代表曲を紹介しています。
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ベルリオーズの有名な曲、名曲
幻想交響曲
ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14 – 第5楽章 魔女の夜宴の夢
レナード・スラットキン & Lyon National Orchestra
2012/09/01 ¥150
ベルリオーズはシェイクスピア劇団による「ハムレット」を鑑賞したとき、劇団の女優ハリエット・スミスソンに恋をしました。
彼女への思いがなかなか届かなかったり、結婚をスミスソンの親に反対されたりと困難が多かったベルリオーズの恋愛。
そんな燃えるようなスミスソンとの恋愛から着想を得たのがベルリオーズのもっとも有名な曲「幻想交響曲」でした。いわばベルリオーズの自伝のような曲であるといってよいでしょう。
ローマの謝肉祭 (序曲)
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」
ポーランド国立カトヴィツェ・フィルハーモニー管弦楽団 / ケネス・ジーン(指揮)
1989/06/15 ¥150
おだやかで叙情的な旋律が流れ、癒し系の音楽に包まれます。
中盤になるといかにも謝肉祭らしく軽快で陽気な曲調に。
仮装した人々たちがたくさん集まるカーニバルの光景が目に浮かぶようです。
クライマックスは圧巻の演奏です。
ロメオとジュリエット
ベルリオーズ:愛の情景(劇的交響曲《ロメオとジュリエット》から)
ウィーン・フィルハーモニー & ロリン・マゼール
1993/01/01 ¥250
ベルリオーズの作曲した交響曲「ロメオとジュリエット」。
タイトルからもわかるように、シェイクスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」を題材としたものです。
「ハムレット」の劇を鑑賞していたエピソードや、シェイクスピアの作品をもとにした曲がいくつかあることを考えると、ベルリオーズはどうやらシェイクスピアを好んでいたように思われますね。
ファウストの劫罰
ベルリオーズ: 劇的物語 「ファウストの劫罰」 Op.24 – ハンガリー行進曲(ラコッツィー行進曲)
Polish State Philharmonic Orchestra (Katowice)
1989/06/15 ¥150
「ファウストの劫罰(ごうばつ)」はドイツの文豪であるゲーテの戯曲「ファウスト」をもとに作られた曲です。
「ファウスト」は、実在したといわれている錬金術師ヨハン・ファウストの伝説を下敷きとしたお話。
黒魔術師であるとか悪魔と契約をしているだとか、まさに伝説的なうわさがささやかれていたそうです。最期は、錬金術中に爆死したんだとか。その際に5体はばらばらになっていたそうです。
そんなファウスト伝説がモデルとなった戯曲「ファウスト」に魅了されて作曲された「ファウストの劫罰」は、オーケストラに合唱も加わる超大作。
イタリアのハロルド
交響曲《イタリアのハロルド》作品16, 第4楽章
ユーリ・バシュメット (ヴィオラ)、ウラジミール・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団
2009/02/25 ¥-1
ベルリオーズの交響詩「イタリアのハロルド」はヴィオラの独奏が大活躍する曲。しかし、第4楽章にはヴィオラの出番が少なくなっています。
こんな逸話があります(現在では逸話の信ぴょう性に疑問が持たれていますが)。
かの有名なヴァイオリニストであるパガニーニは、自身の腕前を存分に発揮できる、ヴィオラ独奏パートがある曲をベルリオーズに依頼。
しかし途中経過を見たパガニーニは物足りないと言う。
パガニーニが落胆したためこの話はなくなり、ベルリオーズは最終楽章まで当初の目的とは違う方向で交響曲を完成させました。
第4楽章にヴィオラが少なくなっているのはこういうお話があるから・・・というわけですね。
海賊
ベルリオーズ: 序曲「海賊」 Op.21
Lyon National Orchestra & レナード・スラットキン
2012/09/01 ¥150
イギリスの詩人、ジョージ・ゴードン・バイロンの詩「海賊」にインスパイアされ作曲した演奏会用の曲です。
勢いよくはじまり気分は高揚、しだいにゆるやかな静かな曲調へ。
そして再び活発に。
スケールが大きく雄大さを感じる曲です。
レリオ、あるいは生への復帰
レリオ、あるいは生への復帰 作品14b: 6. シェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲
モントリオール交響合唱団, モントリオール交響楽団 & シャルル・デュトワ
2018/01/26 ¥-1
ベルリオーズの「幻想交響曲」の続編的作品が「レリオ、あるいは生への復帰」。
なぜ「幻想交響曲」の続編なのかというと、ベルリオーズの失恋体験がもとになった曲だからです。
「幻想交響曲」の項目で述べたように、「幻想交響曲」は女優スミスソンとの恋愛体験を表現した曲。
そしてその続編となる「レリオ、あるいは生への復帰」はスミスソンとの失恋から着想を得た曲なんですね。
ロマン派らしい、内面重視の音楽です。
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ベルリオーズを聞こう!
以上、ベルリオーズの有名な曲、代表曲の紹介でした。
ベルリオーズは冒頭でも書いたように、幻想交響曲がとても有名です。
これからベルリオーズを聞こうとしている人はまず幻想交響曲を聞いてみるのがおすすめです。