【クラシック音楽ピアノの詩人】フレデリック・ショパンのピアノおすすめ名曲・代表曲・人気曲を紹介

ピアノの詩人という異名を持ち、同じクラシック音楽作曲家であるシューマンからも「花の中の大砲」とたとえられるほどに突出した音楽的才能を持つショパン。

作曲した楽曲のほとんどがピアノの独奏曲で、ピアノを習っている人にとっても神様のような存在ではないでしょうか。

そんなショパンの名曲・代表曲を紹介しています。

ショパンのピアノの名曲・代表曲

幻想即興曲

ショパンの、楽譜を処分してほしいという遺言に友人が従わずに公表したといわれているのがこの「幻想即興曲」。

真実は定かではありませんが、ショパンが生きているうちには公表されていなかったようです。

「幻想即興曲」はショパンでもっとも有名な曲のひとつなので、もし公表されないままだったら、私たちはこんなすばらしい音楽に出会えてなかったんですね。

英雄

「英雄ポロネーズ」は誰もが一度は必ず聞いたことがあるであろうショパンの有名曲。

サビにあたる部分の盛り上がりと壮麗さにはいつ聞いても感動してしまいます。

ピアノを習う人にとってあこがれの曲ではないでしょうか？もっとも、ショパンの曲はどれもハイレベルな技術が要求されますが。

別れの曲

美旋律と終始漂う哀愁が印象深いショパンの有名曲「別れの曲」。

静かにはじまり、じょじょに世界が広がるように壮大になっていく展開に心がつかまれます。

ただきれいなのではなく、感情にうったえかけてくるようなメロディが良いですね。

プレリュード28-7

おそらく太田胃散のCM(ありがとういい薬ですのCM)で日本では広く知られているであろうショパンの有名曲がこちら。

どうしてもCMのイメージが強いですが、美旋律であたたかい温度が感じられる曲です。

小犬のワルツ

ピアノを習う人でなくとも多くの人に知られているショパンの曲「小犬のワルツ」。

ショパンが恋人の飼っている犬を音楽で描写し即興的に作った曲です。

作曲の背景を知ると、本当に小犬が走り回る風景がイメージされるようです。

葬送行進曲

ピアノソナタ第2番 変ロ短調 作品35の第3楽章、「葬送行進曲」。

葬送行進曲ということで、最初から最後まで陰鬱な雰囲気が漂っています。

ゲームソフトのゲームオーバー画面でよく用いられたため、ピンとくる人も少なくないはず。

軍隊ポロネーズ

シンプルな構成で軽快なリズムを持ち、広く受け入れられるショパンの曲です。

単純ですが、単純だからこそ聞きやすくて親しみやすいですね。

華麗なる大円舞曲

ショパンのワルツ、「華麗なる大円舞曲」。

ワルツらしく、明るく華やかな曲調です。

数々のピアノ作曲家の中でも、屈指の技術と旋律美を誇るショパンの曲。

シューマンはショパンを「花の中の大砲」とたとえました。

夜想曲第2番

おそらくショパンの中では一番知られている曲ではないでしょうか。

ショパンの夜想曲は全21曲あり、ショパンが20歳のころから晩年まで創作し続けました。

その中の第2番こそがこの曲。

優雅で繊細な美しい旋律が心地よいです。

革命のエチュード

ショパンの練習曲ハ短調作品10-12で、「革命のエチュード」というタイトルでよく知られています。

同じく作曲家のフランツ・リストに献呈されました。

ショパンの美旋律ピアノ曲を聞こう

以上、ショパンの名曲・代表曲・人気曲紹介でした。

ショパンの有名な曲だけ聞きたいときは、名曲集をどうぞ↓