私が初めてコージー・パウエルと出会ったのはレインボー。
「虹を翔る覇者」だったか、「バビロンの城門
」だったかは忘れました。
しかし、ロニー・ジェームス・ディオのカリスマ性あるボーカルやリッチー・ブラックモアの超絶ギターに負けず劣らずの存在感を示すドラム・・・コージー・パウエルが奏でる鋭い音に強く惹かれたことは覚えています。
目次
初めてコージー・パウエルに出会った「虹を翔る覇者」もしくは「バビロンの城門」
ん~、たぶん「バビロンの城門」な気がします、コージー・パウエルとの初めての出会いは。
まず思ったのは、ほかのバンドのドラマーより印象に残る外見だなということ。
レッド・ツェッペリンやディープ・パープルなどとは違い恰幅が良い感じでもなく、ロックミュージシャンにありがちなほっそい体型というわけでもない。
ムッキムキの筋肉質な体型が印象的でした。
そしてそのマッチョな体から繰り出されるドラムさばきがまたすごかった。
音がね、鋭い。
ほんと、鋭利なんですよね。
正直、私はドラマーに関しては演奏者によって違いがよくわかりません。
ただコージー・パウエルだけは違いました。
キレがあって、速度が速いというか勢いがあるというか。
ほかのドラムとは違うと思いました。
ドラムにおける初恋は間違いなくこのときだったと確信しています。
ホワイトスネイクを聞くようになる
レインボーを聞いてからしばらくして、ホワイトスネイクを聞くようになりました。
「白蛇の紋章」から入り、「スライド・イット・イン
」を聞く。
するとなんとなくドラムが気になりました。
ドラムは誰なんだろうと。
チェックしてみると、コージー・パウエル。
確信しました。
コージー・パウエルのドラムが好きだと。
マイケル・シェンカー・グループを聞く
ホワイトスネイクでコージー・パウエルを聞いてからしばらく経ったころ。
CDショップになんとなく立ち寄り、以前から気になっていたマイケル・シェンカー・グループを聞いてみようかとCDを手に取ったのです。
「Michael Schenker Group」というアルバムでした。
ウッキウキで帰宅しCDを聞くと、気になったのはボーカルではなくギターとドラム。
ギターはもうマイケル・シェンカーですからね、惹きつけられるのは当然です。
それよりももっと気になってしかたがなかったのがドラム・・・「これはもしかして・・・?」。
おそるおそるCD裏のクレジットを確認すると、やっぱりコージー・パウエル。
この人、どこにでもいるな・・・。
ここでようやくコージー・パウエルのことを調べ始めました。
そこで納得。
いろんなバンドを渡り鳥がごとく渡り歩いているドラマーだったんです。
コージー・パウエルは一番好きなドラマー
連続でコージー・パウエルと遭遇することがあってから、私の中ではコージー・パウエルが気になるドラマーとなり、今となっては一番好きなドラマーです。
あっ、一番はビル・ブラフォードかな・・・。
まあ、1位2位争うレベルで好きってことです笑
なんたって、よく違いがわからない私が「これはすごい」と初めて思ったのがコージー・パウエルでしたから。
ぶっちゃけ、ジョン・ボーナムやジンジャー・ベイカー、キース・ムーンよりもコージー・パウエルの音のほうがテンション上がります。
最後に、コージーが叩いている楽曲で私のおすすめロック曲を載せておきます。
ロスト・イン・ハリウッド
レインボー
1979/01/01 ¥250
レインボーの楽曲「ロスト・イン・ハリウッド」です。
単純にレインボーが好きというのもありますが、「このアルバムではロスト・イン・ハリウッドしか叩いていて楽しくない」とコージーが発言していたのが面白かったから笑
これを最後にコージーはもちろん脱退。