イギリスのハード・ロックバンド、デフ・レパード。
バンドを襲う数々の不幸、不運を乗り越えてきたバンドメンバーの結束が強いロックバンドでもあります。
<デフ・レパードが見舞われた不幸・不運>
①ドラマーのリック・アレンは事故により腕を切断しました。しかしデフ・レパードのドラマーはリック・アレンしか考えられないということでカスタマイズされたドラムで復帰し活動を継続しています。
②初期のデフ・レパードの中心人物であったスティーヴ・クラークが1991年、30歳で亡くなりました。
※後任としてディオやホワイトスネイクでの活動で有名なヴィヴィアン・キャンベルが加入しています。
デフ・レパードは80年代のイギリスでNWOBHMムーヴメントに代表されるバンドとして認識されますが、デフ・レパード自身は、自分たちがやっている音楽はヘヴィ・メタルではなくハード・ロックだと主張しています。
今回は80年代のハード・ロックを代表するデフ・レパードのおすすめアルバムをランキング形式で紹介します。
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デフ・レパードの名盤第1位:ヒステリア
「ヒステリア」についてはもはや語ることなんてありませんね。80年代・・・いや、ロック史に名を連ねる世紀の大名盤ですから。
でも語る。
「ヒステリア」の前作「炎のターゲット」でデフ・レパードの魅力に取りつかれた私が次に聞いたのが「ヒステリア」でした。
もうね、私的にはダメ押しの「ヒステリア」でしたよ。
いやいや、もう好きが飽和していてこれ以上好きな気持ちは新たに出てこないから!と思った。
でもまだ好きが出てくるんですね〜これが!
しかも「ヒステリア」はデフ・レパード自身にとって渾身の一撃だったみたいで。
何年、何十年後に聞いても名盤だって思うようなものを作りたいという思いから生まれたのが「ヒステリア」なんですよ。
その背景を聞いたのはわりと最近のことなんですけどね・・・
そんなの聞いたものだから「ヒステリア」がどんどん愛おしくなってきちゃって。
もはや「ヒステリア」に関して(というかデフ・レパードに対しては)客観的に語れなくなってますね。
主観モリモリでごめんなさい。
でもデフ・レパードのロック愛が感じられるし、楽曲はベスト盤かってくらいクオリティ高いしでこれは聞かないといけないんです。そう、あなたは「ヒステリア」を聞かないといけない。
ヒステリア
デフ・レパード
1987/08/03 ¥250
「アニマル」も「ロケット」も「シュガー・オン・ミー」も「ラヴ・バイツ」も「アーマゲドン」も全部全部良いから聞いてほしい。
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デフ・レパードの名盤第2位:炎のターゲット
ああ、今でも思い出される・・・はじめて「炎のターゲット」に出会ったときのこと。
デフ・レパードは知ってた。でも聞いてなかった。だから聞いてみようって思ったんですよね。ちょうどNWOBHMとかそのあたりノータッチだった時期だったから。
とりあえず「フォトグラフ」という曲が有名らしいから、その曲がある「炎のターゲット」を選んだ。
したらめちゃくちゃ感動しましたよね。
いや〜あのときの感動をここから伝えられたらいいのになぁ!
「フォトグラフ」に一耳惚れしたんですよ私は。
なんだこのかっこいい曲は!かっこいいのにこんなにキャッチーなメロディなんて卑怯でしょう!
なんなの、私を殺す気ですかこの曲は・・!?
その瞬間から私はデフ・レパードを愛するロッカーになりました。
フォトグラフ
デフ・レパード
1983/01/20 ¥250
これこれ。メンバーもかっこいいしなんだこのバンド最高じゃんって思って母親に報告したら、「何を今さら」と言わんばかりの顔で見られた当時を思い出しました。
両親は世代的に当然のようにデフ・レパードを知ってましたからねえ・・・。
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デフ・レパードの名盤第3位:ハイ&ドライ
スティーヴ・クラークがかっこいいんだ、ただそれだけで私は「ハイ&ドライ」を愛してる。
いやもうかっこいいだけで良くないですか。
かっこいいだけで十分聞く理由になるでしょう!
「ハイ&ドライ」はかっこよさ極めてると思う。
これ以降のアルバムは、曲の完成度や世界観に磨きがかかったりしてて、それはそれで最高なんですけど・・・生々しいかっこよさはここにあると感じるんですよね。
なんだろう・・・実際は何度も試行錯誤を繰り返し、寝かせて、また練って・・・とか想像を絶する実験を重ねてきたに違いないんですけどね。
でも、聞くと生っぽい演奏というか、勢いに任せてレコーディングしたんだぜ!っていう爆発力・生音感が感じられるんです。
伝わるかなぁこの感じ。伝われこの感じ。
要は、最高にロックしてるってことです。
ブリンギング・オン・ザ・ハートブレイク
デフ・レパード
1981/07/11 ¥250
これ以上に天才的なかっこいいリフを、私はまだ知らない。
かっこいんだけじゃないんだよ、心に訴えかけてくるエモーショナルな側面もあるんですよ。
「ハイ&ドライ」は最高ですね。
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デフ・レパードの名盤第4位:アドレナライズ
「ヒステリア」のあと、そしてバンドの中核だったスティーヴ・クラーク亡き後にリリースされたアルバム。
サウンド的には、「ヒステリア」の延長線上にあるような音だと思っていただければ。
クオリティは決して悪くないし、むしろ「ヒステリア」が気に入られたんなら「アドレナライズ」も受け入れられてしかるべきだと思う。
でも、世間の目は厳しく「ヒステリア」の二番煎じ扱い・・・。世知辛い。
かくいう私も1〜3位に挙げたアルバムをもっぱら聞くので、人のことは言えないんですが。
そうなんですよ・・・「ヒステリア」が良すぎてやっぱり地味な印象なんですよね。
そこは自分の気持ちに正直になると否定できません。
でも。
でもなんですよ。
スティーヴ・クラークがかかわる最後のアルバムなわけで。
スティーヴ・クラークが大好きな私はやっぱり最後まで知りたいんですよね。クラークの音を。
曲を聞いていると・・・とくに「アドレナライズ」以降のアルバムまで聞いているとよくわかるんですけど、確実に「アドレナライズ」にはスティーヴ・クラークの音楽があるんですよね。
それがある以上、ないがしろにはできないアルバムなんです。むしろ、最後のスティーヴ・クラークの音楽だと思って噛み締めて聞きたい気持ちさえあります。
切ない気持ちになってくるけど、同時にスティーヴ・クラークはバンドにとって大きな存在だったんだなと。スティーヴ・クラークこそデフ・レパードだったんだって思えるから、大事に聞きたい。
メイク・ラヴ・ライク・ア・マン
デフ・レパード
1992/03/31 ¥250
デフ・レパードの名盤第5位:スラング
これはこれでありなのかもしれない。
「炎のターゲット」だったり「ヒステリア」のデフ・レパードのイメージで聞くと、ちょっとおののいてしまう。
初期の尖りに尖ったハードロックとも違うし、「ヒステリア」期の美しい壮大な世界観があるようなアルバムでもない・・・今までのどのデフ・レパードにも当てはまらない。
そんな新境地的なアルバムだなと私は感じました。
たしかにコレジャナイ感はあった。
でも、同じことやってても結局は「劣化版」「二番煎じ」と言われるんだし、こういう試みはありなんじゃないかと聞いているうちに思えてきたんですね。
少しおおらかな気持ちになって聞いてみましょうよって。そうしたら不思議と、渋くしっとりとしたデフ・レパードの味わい深さを楽しめるようになってくるんですよ。
落ち着いた雰囲気もありだよね。
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デフ・レパードを聞こう!
以上、デフ・レパードのおすすめアルバムランキングでした。1位に挙げた「ヒステリア」は粒ぞろいで、80年代を代表する名盤です。