肌寒くなってくると聞きたくなるアルバムがあるんですよね。
それがリトル・フィートの「ディキシー・チキン」。
アメリカ南部を思わせる土の香りに、血の通ったサウンド・・・これらの要素に人間味を感じて、肌寒い季節に恋しくなるんだと自分では分析しています。
あたたかくて沁みるんですよね・・・!
リトル・フィートについては詳しくないので他作品との比較はできませんが、まったりと語っていきます。
リトル・フィートの名盤「ディキシー・チキン」について語りたい!
ジャンルでいえば、私はハードロックやプログレを好んで聴くんですよね。
ハイレベルな演奏や複雑な楽曲、壮大な世界観。そういった特徴を持つ音楽が好きなんですよ。
ときに幻想的で、無機質。そんな計り知れない奥深さに魅了されているので・・・。
でも、ぬくもりを感じたいときに聴くのがリトル・フィートの「ディキシー・チキン」。
あふれんばかりの人間味が沁みるんですよね。
プログレなどのファンタジーで無機質な音楽とは真逆だと思うんですよ。
演奏や歌声、どこを切り出してみても「あたたかみ」が感じられる。
このあたたかみを耳で、肌で感じたくて無性に聴きたくなるんです。
土のにおいが漂ってきそうなサウンドにはホッとします。
優しく心に寄り添ってくれる。私にとってはそんな癒やし名盤です。
リトル・フィート「ディキシー・チキン」で好きな曲
個人的に、スティーリー・ダンの「彩(エイジャ)」と似た世界観を感じるんですよね。
洗練されたクリアな音、オシャレ感・・・大人っぽい色気。そしてたまに渋い。
贅沢な音が心地よく体に浸透していく、至上の体験。
じんわり胸があたたまるんですよ。
でも、歌詞の意味がわからないのになぜか感傷的な気分にもなる。そんな不思議な曲。神秘さえ感じます。
しっぽりと聴きたいですね。
私のおしゃれアルバムは、スティーリー・ダンの「彩(エイジャ)」とドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」、そしてリトル・フィートの「ディキシー・チキン」。
生涯これだけあればいい。なんて思えるくらいには魅了されています。
本音はもちろん、貪欲にロックを求め続けたいです。笑
リトル・フィート「ディキシー・チキン」独特の世界観について思うところ
これはサザン・ロックになるんでしょうか?
サザン・ロックだとしたら、私はあまりよく知らないんですよね。
それを前提で話すんですけど、「ディキシー・チキン」はサザン・ロック特有の南部っぽさを含んでると思うんですよね。
でも、土っぽい香りの中にオシャレさ、スタイリッシュさも感じるんですよ。
そこに、私はスティーリー・ダンの「彩(エイジャ)」みたいな都会的な世界観を見出してます(伝わるのか・・・?笑)。
支離滅裂ですが、要するにサザン・ロックなんだろうけどサザン・ロックにはあまりなさそうな洗練されたサウンドが「ディキシー・チキン」にはある、ということです!
この系統への理解を深めるためには、リトル・フィートの「ディキシー・チキン」のあとは何を聞けばいいんでしょうね?
・・・こうしてまたロック探求の旅が続くわけですw
たぶん人生10周しても終わらない。