ポップ・パンクの代表バンド、グリーン・デイ。グリーン・デイ良いですよね。
弾けたロック曲からしっとり胸打つバラードまで表現の幅が広いし、歌詞は共感しまくりだし(とくに若いときに聞くと響く)、すっかり大人になった今も進化し続けているからまだまだ気になるバンドだし・・・。
なんだろう。このままグリーン・デイとともに大人になっていくんだなって思うんですよね(大人だけど!)。
そんな私にとっても思い入れの強いグリーン・デイ。ここでは私が思うグリーン・デイのおすすめアルバムランキングを主観強めですが書いていきます。
今までリリースされたすべてのアルバムを対象にランキングにしていますので、ぜひ聞くときの参考にどうぞ。

Amazon Music Unlimited なら「アメリカン・イディオット」や「ドゥーキー」はじめグリーン・デイの全アルバムが聞き放題!
30日間の無料お試し期間があるのでお気軽に試してみてください。
上記ラインナップからわかるように、グリーン・デイの名盤が通勤・通学、どこでも楽しめておすすめですよ!
無料トライアルお申し込みはこちら
グリーン・デイのおすすめアルバムランキング
グリーン・デイのおすすめアルバムを第1位から紹介していきます!
グリーン・デイおすすめアルバム第1位:アメリカン・イディオット
ポップパンクを超越したグリーン・デイ最強の名盤。
それが「アメリカン・イディオット」。
何がポップパンクを超越しているのかというと・・・
1曲辺り3分程度、それにシンプルな音がおおざっぱな特徴だと思うんですよね、ポップパンクの。
でも「アメリカン・イディオット」は違う。
10分近い曲が複数あったり、サウンドもこれまでのグリーン・デイと違ってハードなんです。
パンクというよりもハードなロック。
これまでのグリーン・デイからガラッと変わった実験的なアルバムになってるんですよ。
同じことやっても飽きられるし、バンドは年を取るし、いつまでも「ドゥーキー」みたいなことはできない。
変化の時期だったんだと思います。
そういう背景に想像を巡らせると胸が熱くなるし、何よりも曲がかっこよすぎる。
こんな名盤出したら次回作すごいプレッシャーになりそうだな、そう思っちゃうくらいのかっこよさだった・・・もう一回記憶リセットして「アメリカン・イディオット」聞きたいよ。
Boulevard of Broken Dreams
Green Day
2004/09/20 ¥250
グリーン・デイおすすめアルバム第2位:21世紀のブレイクダウン
「アメリカン・イディオット」が名作すぎたから次はどうだろうな〜。「21世紀のブレイクダウン」が出たときはそう思いました。
杞憂だった。
めちゃくちゃ良い。好き。
「アメリカン・イディオット」を聞いたときの衝撃ほどじゃないけど、思いっきしハードロック路線にいってうまいことマンネリも劣化もせずに進化と呼べる変化を成し遂げた!!
かっこいいね・・・そりゃ既存ファンだけじゃなくて若い層も聞くわ・・・。
私はハードロック大好物だからクリーンヒットしましたよね。
まあでもパンクじゃなくてハードロックっぽくなったから、賛否はあるかも。
でもカッコいいから全力でおすすめしたい。
21 Guns
Green Day
2009/05/12 ¥250
グリーン・デイおすすめアルバムランキング第3位:ニムロッド
いや〜〜やっぱり「ニムロッド」ですよ。
私グリーン・デイでは「ニムロッド」と「アメリカン・イディオット」と「21世紀のブレイクダウン」が突出して好きなんです。
「リダンダント」という曲があるんですけどね、これがもうアンニュイで美メロで甘美な曲なんですよ!
グリーン・デイは聞きやすい良い曲がたくさんあるけど、「リダンダント」は段違いで良い曲だと思ってて。メランコリックな気持ちにもなるし、なんか心に余韻を残す感じが良くて良くてめちゃくちゃ良くて。
初期グリーン・デイの弾けた感じと、中期以降のシリアス感がほどよく共存しているのも好き。
なんか10代の繊細な心模様みたいな。家族や友達、恋愛、将来・・・楽しいけど心の内ではいろんな悩みを抱えてるあの感じ。そういうのが「ニムロッド」を聞いてると思い出すというか。
そういう記憶とか感情に訴えかけてくるアルバムって良いよね。
Redundant
Green Day
1997/10/13 ¥250
グリーン・デイおすすめアルバムランキング第4位:ドゥーキー
個人的にはグリーン・デイは「アメリカン・イディオット」〜「21世紀のブレイクダウン」が好きだから「ドゥーキー」はそこまで聞かないんですよ。
でもグリーン・デイがパンクを一般層にも広めたという意味で重要な意味を持つアルバムだし、聞かないといけない名盤だと思うのでこの順位にしました。
「ドゥーキー」が出た当時はすごかったらしいですよ。
パンクってそれまではブームがあったとはいっても一部の人たちの音楽だったんですよね。
主義主張を唱えたり、アグレッシブな音楽だから当然といえば当然かなと思うんですけど。
でも、グリーン・デイの「ドゥーキー」はリスナーを新たに開拓したんです。
これまでパンクどころか洋楽すら聞かない若い女性やサラリーマンが「ドゥーキー」を手にとって楽しんだりして。
今まで興味なかった人が興味を持つって、結構すごくないですか?
それはやっぱり、グリーン・デイのポップさ、歌詞への共感のしやすさが理由だと思うんですね。
若い人だけでなく「自分にもあんなふうに感じてたころがあったなぁ」なんてノスタルジーに浸るのも楽しいし。
あんまり「ドゥーキー」は聞かないとさっき書いたけど、自分自身を当時「ドゥーキー」ではじめてグリーン・デイに触れた人にあてはめて聞く妄想をするとなかなか楽しい・・・!
Basket Case
Green Day
1994/01/28 ¥250
グリーン・デイおすすめアルバム第5位:ウォーニング
「ウォーニング」と「ウェイティング」の2曲が好きすぎてね・・・!!
それだけで「ウォーニング」というアルバムの価値があるってもんです。
今こうして聞くと、次作の「アメリカン・イディオット」からサウンドが変わるから、「ウォーニング」を聞くと名残惜しいような、ちょっとさみしい気持ちも湧いてきます。
私自身は「アメリカン・イディオット」のサウンドのほうが好きだというのにね。
時代とともに移り変わっていくのが自然なこととはいえ、やっぱりグリーン・デイの原点はこういうポップパンクだったなって。ちょっとしんみり。
「ウォーニング」「ウェイティング」「キャスタウェイ」「マイノリティ」「メイシーズ・デイ・パレード 」結構名曲が多かったりする。
グリーン・デイおすすめアルバム第6位:インソムニアック
私がリアルタイムで「インソムニアック」を聞いていたなら、「ドゥーキー」に続きスゴイアルバムが出た!と大喜びしていたに違いない。
ただ・・・私が「グリーン・デイ」を聞き始めたのはもうちょっと後の「アメリカン・イディオット」からだから。
「インソムニアック」を聞いたときにはすでにグリーン・デイはほかにも良いアルバムがあることを知っている状態でした。
だから低いかもしれませんがこの順位・・・決してアルバムのクオリティは低くないし、なんなら良い。
ただただほかのアルバムが名盤すぎるだけなんだ・・・。
グリーン・デイおすすめアルバム第7位:ウノ!
正直に言います。
私は前前作にあたる「アメリカン・イディオット」〜前作「21世紀のブレイクダウン」が好きだったから、「ウノ!」が出たときガッカリしたんですよ。
ウキウキでCD購入して聞いて落胆したんです。
これは、私が好きだった「アメリカン・イディオット」〜「21世紀のブレイクダウン」路線から外れたからだと思います。
当時の私は次作も「21世紀のブレイクダウン」のようなヘビーなアルバムになるだろうと思ってたから。
でも違ったんです。
「ウノ!」はどちらかというと「アメリカン・イディオット」以前の雰囲気なんですよね。ポップパンクに戻った感じ。
だから初期〜中期のポップパンクを期待する人は「おかえり私たちのグリーン・デイ!」という気持ちだったと思います。
かたや私は「ロック路線なグリーン・デイ最高!」な気持ちだったのであまり好きになれなかったんです。
で、その当時は「ウノ!」はあまり聞きませんでした。
でも、「ウノ!」に続く「ドス!」や「トレ!」、「レボリューション・レディオ」を経て「ウノ!」を改めて聞き返すとだんだん良くなってきました。
このあたりのグリーン・デイをリアルタイムで見てきた私にはどうしても迷走しているようにしか思えなくて少し離れてたんですが、改めて聞き返すと良いと感じてきましたね。
ポップパンクこそグリーン・デイだし、当時は印象薄いと思ってたけど意外と良い曲あるなと思ったりして。
「レット・ユアセルフ・ゴー」「キル・ザ・DJ」「フェル・フォー・ユー」「オー・ラヴ」とか良い曲じゃないか。
グリーン・デイおすすめアルバム第8位:トレ!
3部作ラスト「トレ!」。
「ドス!」があまり私にはまらなかったので、ぶっちゃけ「トレ!」にはまったく期待してませんでした。
でも蓋を開けてみれば思いのほか良かった。
「ドス!」よりは好みでしたね。しっかりメロディを聞かせる落ち着いた曲が多かったので、私は好きでした。
はっちゃけた感じの「ドス!」と良い意味でギャップがある作品で、マンネリしなかったしイケる。こういう緩急のつけ方がニクイなって思う笑
3部作ラストということもあいまって、なんだか哀愁さえ感じます。これは確実に3部作連続で聞いたほうが胸に来ますよ。感動がくる。
グリーン・デイおすすめアルバム第9位:レボリューション・レディオ
安定のグリーン・デイです。
「ドゥーキー」が好きな人、「アメリカン・イディオット」より後が好きな人・・・どちらにも安心を与える音ですね。
かつてグリーン・デイが好きだったけれど離れてしまった人が、今聞いてもホッとするような音。
初期よりは深み、厚みが増した気がする。「アメリカン・イディオット」期よりはポップパンク寄りになって親しみやすい気がする。
良いとこ取り的な感じかな。
それにしてもここまできたらもうグリーン・デイといういち音楽ジャンルのような気がします。ほかのパンクバンドがやってもこうはならないですよね。
最初に聞くべきアルバムだとは思わない。どちらかというと「ドゥーキー」や「アメリカン・イディオット」などを経た人が改めてグリーン・デイっていいな・・・と心温まる。そんなアルバムかなと思いました。
グリーン・デイおすすめアルバム第10位:ファザー・オブ・オール
私「ファザー・オブ・オール」1曲だけが先行配信されたときビックリしたんですよね。
えっ・・・これグリーン・デイ!?と。
なんかフォール・アウト・ボーイの曲にありそうだなと。
ちょっと最初混乱したんですよ。ここまで変わったかと・・・。
でもアリだと思う。
むしろ今までにない一面を見せたという意味では良いなと。
3部作でちょっと失った興味を取り戻したように自分で感じてます。
もうグリーン・デイ聞かなくてもいいかなぁなんて思った瞬間もあったんですよ。だけど「ファザー・オブ・オール」のおかげでグリーン・デイというバンドは無限の可能性を秘めているということがわかったから。
好みのグリーン・デイサウンドとは違うけど、面白いと思ったんですよね。
たぶん似たようなことをしていれば一定のファンはついていくはず。でも、それに満足せずに新しい音に挑戦しようとする精神。超ロックだしカッコいい。
好みじゃないって言ったけど、このアルバムでグリーン・デイのことまた一層好きになりましたね。
グリーン・デイおすすめアルバム第11位:カープランク
セカンドアルバム「カープランク」。
「ウェルカム・トゥ・パラダイス」がある!「ウェルカム・トゥ・パラダイス」があるから良い!
私の「カープランク」に対する感想はこんなところです笑
ぶっちゃけ「ウェルカム・トゥ・パラダイス」という名曲がなければ1stと印象的にはそれほど変わらないかなぁ。1stよりは曲の輪郭がハッキリとしている気はするけど。
ただ、「ウェルカム・トゥ・パラダイス」以外はそこまで印象に残らないというのと、アルバム単位で聞く意義を本作にはそこまで感じてないから、正直「ウェルカム・トゥ・パラダイス」が聞きたいときは「ドゥーキー」かベスト盤聞いちゃう。
「アメリカン・イディオット」や「21世紀のブレイクダウン」の曲はアルバムで聞くとより良さがわかるんですけどね。
グリーン・デイおすすめアルバム第12位:39/スムーズ
「ドゥーキー」からグリーン・デイを聞いた人も、「インソムニアック」「アメリカン・イディオット」から聞いた人も・・・どのグリーン・デイから聞いた人でも違和感なくすんなり聞ける1stアルバム。
安心、安定のグリーン・デイサウンズッ!!
正直、ガツンとくる曲があるかというとそうではないと思う。
引っかかるような部分はなく、本当にさらさら〜っと最後まで聞いてしまうような、そんなアルバム。
ただただグリーン・デイらしい音で心地よさが全身に広がるんですよ。
絶対に聞いておくべきグリーン・デイの名盤とは言いませんが、グリーン・デイが好きな人なら楽しいかな。
グリーン・デイの良いとこ取りだけしたい人は1〜5位に挙げたアルバムを聞けばOK。
それにしてもビリーの美声は変わらないなぁ。
グリーン・デイおすすめアルバム第13位:ドス!
ん〜・・・「ドス!」は難しいなぁ。
3部作の第1弾である「ウノ!」も最初はピンと来なかったから、「ドス!」もどうかなぁと思ってたんですよね。
でも楽しみにしてたから発売日にタワレコに買いに行きましたよ。
で、聞いてみたら・・・だめだ、なんかグッとくる曲がない!!
いまいちパッとする曲がなくて、発売日に聞いたくらいであとはしばらく放置してました。
それからたまーにかけたりするんですけど、そうしているうちにだんだんと馴染んで良くなってくる。
いわゆるキラーチューン的なのはないけど、慣れてくると心地よく聞こえるし、変化し続けようとする姿勢も感じられて好感を持てるようになってきますね。
「ナイトライフ」というグリーン・デイらしくない曲があるんですよ。私は好みじゃなかったけど、そういうのを聞いていると何かしら変化をつけようとしているのがわかってきて。
そういうのが面白いかなと思いますね。私は好きじゃなかったけど笑
ま〜いろいろ書いたけど、”グリーン・デイだから”聞けるな、というのが私の率直な感想です。
Amazon Music Unlimited なら「アメリカン・イディオット」や「ドゥーキー」はじめグリーン・デイの全アルバムが聞き放題!
30日間の無料お試し期間があるのでお気軽に試してみてください。
上記ラインナップからわかるように、グリーン・デイの名盤が通勤・通学、どこでも楽しめておすすめですよ!
無料トライアルお申し込みはこちら
グリーン・デイのおすすめアルバムランキング結果
私のおすすめはこんな感じです。
単純な聞きやすいポップ・パンクよりも、「アメリカン・イディオット」~「21世紀のブレイクダウン」のようなちょっと凝ったテイストのほうが好きなんですよね。
私が10代のころ、周囲では「グリーン・デイなんて・・・」という否定的な声もそこそこあったんです。
でも今思えば洋楽、しかもロックを聞く若い人が減っている中でグリーン・デイはそれなりに認知度があったんだな~と。好んで聞いている人もいたので、やっぱり人気はすごかったですね。
