ロックの黄金期というと、60~80年代あたりでしょうか。
新たなジャンルが生まれ、伝説的ミュージシャンが登場し、ロックに夢見る若者も多かったと思います。
しかし!
ロックの話をするとついつい時代を遡りすぎてしまいがちですが、平成という時代にも数々のロックの名盤が誕生しました。(日本だけの話ですけどね)
ということで、私が平成で衝撃的だったロックの名盤ベスト3を紹介したいと思います。
平成で衝撃的だった名盤ベスト3
第3位:レディオヘッド「キッドA」
Everything in Its Right Place
レディオヘッド
2000/09/27 ¥250
第3位はレディオヘッドの「キッドA」です!
ミュージシャンって、デビュー時にものすごい完成度を誇るアルバムを出してそこがピークの場合か、もしくはデビュー時からどんどん進化していく場合かの2つの道に大きく分かれると思うんです。
レディオヘッドの場合は明らかに後者で、いつもファンの期待を上回る作品を出してくるんですよね(とはいえ「キッドA」がレディオヘッドの絶頂かなとは思いますが)。
もうこれ以上のものはないだろうと思われた「OKコンピューター」の後の「キッドA」です。
こんな音楽もありなのか・・・と思わせてくれる名盤ですね。
苦手な人は一切受け付けない作品でしょうが、私は狂おしいほど好きです。
第2位:マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン「ラヴレス」
Only Shallow
My Bloody Valentine
1991/11/05 ¥200
シューゲイザーバンド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「ラヴレス」です。
シューゲイザーというのをマイブラで初めて聞いたからというのもありますが、彼らのサウンドは強烈な印象を残しましたね。
ノイジーで騒音っぽいのに、ささやくようなウィスパーボイスが心地よいんですよね。普通なら不快に感じそうなのに、これがとっても気持ち良い。
ミュージシャンたちからも愛されているのにもうなずけます。
第1位:レディオヘッド「OKコンピューター」
Paranoid Android
レディオヘッド
1997/05/21 ¥250
さっきレディオヘッドの「キッドA」が衝撃的だと言ったばかりですが、もっとも印象的だったのは同じくレディオヘッドの「OKコンピューター」です。
ロックって、トーキング・ヘッズなどインテリ系のバンドはそれまでもいましたが、やっぱり不良の音楽というイメージはまだ強かったと思うんですよね。
それを完全に過去のものにしてエリートの音楽にしてしまったのはレディオヘッドの、「OKコンピューター」の存在が大きかったと思うんです。
(そこが、オアシスのようなバンドからすると気に入らないのかもしれませんが・・・)
新しいロックの道を示したという意義、楽曲自体の新鮮さ、どちらの意味でも衝撃的です。
平成の宝ですね。
これが平成の衝撃的名盤!
以上のベスト3が私の思う平成の衝撃的名盤でした。
主観を除けば、ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」を入れないといけないところですけどね!とはいえ間違いなくここに挙げた3枚のアルバムは平成において絶大な影響力、人気を誇る名盤。
平成の思い出に浸りながら鑑賞してみてはいかがでしょう。