現代でこそ当たり前にある音楽のジャンル、ロック。
しかしロックとは本来どんな音楽なのか、どのようにして世に広まったのかはご存知でしょうか?
ロックの歴史を知りたい方へ、ロックの起源・始まりを解説していきます。
- ロックの起源を知る
- ビートルズが偉大なわけ
- “プロテスト歌手”ボブ・ディランの転機
- 「サージェント・ペパーズ~」名盤誕生の背景
- “神”と呼ばれた天才ギタリスト
- ドラッグ体験を再現するサイケデリック・ロック
- 難解さゆえに長く続かなかったブーム、プログレッシブ・ロック
- 主役交代、時代はビートルズからレッド・ツェッペリンへ
- ロックの神秘、グラム・ロック
- ロックスターなんてクソ!吠えたのはパンク
- ニューウェイヴ、ロックは形を変えてゆく
- 80年代を支えた”産業ロック”
- NWOBHMとヘヴィメタル
- 暗い社会に希望をもたらしたのはザ・スミス
- 自ら巻き起こしたブームを自らの死で終わらせたニルヴァーナの衝撃
- ブリットポップブームの象徴、ブラー対オアシス騒動
- 過激なパンクを広めたグリーン・デイの功績
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【ロックの起源・発祥】歴史の始まり!アラン・フリード
画像:Amazon
ロックの歴史を語るうえで重要な人物のひとり、アラン・フリード(1921~1965)。
アラン・フリードはアメリカのラジオDJで、当時黒人が楽しんでいたリズム・アンド・ブルースを自分のラジオで流し、その音楽を”ロックンロール“としてアメリカの若者に向けて発信していました。
ロックの起源はここにあるとされています。
しかし、フリードはロックンロールの普及のためにコンサートの企画などをはじめ積極的に活動をしていましたが、それに対し良く思わない人もいました。
彼らはフリードの活動を阻むために彼に対し圧力をかけ、テレビ番組の中止などで追い込んでいきます。
追い詰められたアラン・フリードは、自暴自棄になりアルコールに溺れ、結果体を壊してしまい亡くなります。
アラン・フリードが紹介したロックスター
アラン・フリードは彼のことを良く思わない層に弾圧されましたが、フリードの活動はその後のロックの歴史に重要なものででした。
アラン・フリードがラジオで流した音楽は、チャック・ベリーやリトル・リチャード、レイ・チャールズなど誰もが知る有名ロックスターだったのです。
ロック創始者のひとり:チャック・ベリー
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チャック・ベリーはロックンロールの創始者のひとりで、知らない人はいないんじゃないでしょうか?
チャック・ベリーもまたアラン・フリードによって紹介されたのでした。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・J・フォックス演じる主人公マーティがギターで演奏するシーンは有名ですね。
ジョニー・B.グッド (1967 Version)
チャック・ベリー
1967/01/01 ¥250
50年代ロック史を盛り上げたロックンローラー
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アメリカでは、1950年代チャック・ベリーやリトル・リチャードと同時期にロックを支えたロックンローラーがいます。
当時画期的だった黒人音楽と白人音楽を掛け合わせた音楽や、テレビで腰を振る問題行動でアメリカの注目を集めたエルヴィス・プレスリーです。彼もまたロックをはじめたひとりですね。
そして、ギター2本とベース、ドラムという今ではすっかり定着したこのバンドスタイルの基本形をつくったバディ・ホリー。
数々のギタースタイルで伝説を遺した早逝のロックンローラー、エディ・コクラン。
ロックの暗黒時代
ロックの黄金時代は長くは続きませんでした。
1950年代のロックの歴史を代表するロックスターたちがあらゆる形でロック界から去ることになったからです。
ロックンローラー、バディ・ホリーの死
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1959年2月3日、バディ・ホリーが搭乗した飛行機が墜落事故を起こし、亡くなりました。
ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」の歌詞、”音楽が死んだ日“とは、このできごとの日を指しているそうです。享年22歳という若さでこの世を去ったのです。
ロックンローラー、エディ・コクランの死
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1960年にはイギリスツアーからの帰国のため空港に向かうタクシーが街灯に衝突し大破し、乗っていたエディ・コクランは翌日21歳という若さで息を引き取りました。
C’mon Everybody
エディ・コクラン
1959/01/01 ¥250
エルヴィス・プレスリーの兵役、チャック・ベリーの失速
エルヴィス・プレスリーは兵役のためロック界からいったん離れ、チャック・ベリーはスキャンダルのため勢いをなくします。
2年の兵役から活動再開したエルヴィス・プレスリーでしたが、ロックスターたちが表舞台から姿を消したその世界は、ポップスの時代でした。
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ロック失速後の1960年
数々のロックスターの不運・アクシデントによりロックが失速した1960年代初頭。
不良の音楽と言われていたロックに代わる音楽として、健全なロックが、ソングライターたちの手腕によりムーブメントが起こります。
ブリル・ビルディングの音楽
ニューヨークのブロードウェイにある音楽出版社に籍を置き、ブリル・ビルディングというビルで缶詰め状態で曲を生み出し、加工し、スタジオで録音します。
作曲家は曲を作り、作詞家は歌詞を書き、演奏者は楽器を弾く、といったように、それぞれの役割を持つプロフェッショナルが集まり、曲を生産していきます。
プロが集まり曲を作るので、曲は良曲ばかりなんです。ヒットさせるために作られた曲ですから、大衆受けも抜群。
このころ、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ピート・ベストがビートルズとして活動しはじめます。
1964年からのビートルズをはじめとするイギリスからの侵略者によって、アメリカのこのブリル・ビルディング音楽のブームは終焉を迎えることになります。

ロック史まとめ~ロックの起源はラジオDJ、アラン・フリードにあった~
- 黒人音楽をアラン・フリードがラジオで発信していたのがロックの起源である。
- チャック・ベリーやリトル・リチャードはじめ50年代を代表するロックスターが受ける。
- しかし不運によって50年代後半はロックのブームは失速。
- 60年はじめはブリル・ビルディングの音楽が大衆に受ける。
- ビートルズが活動をはじめる
ロックの歴史の始まりは黒人音楽からでした。
<参考>クロスビート編集部 最強版 ロックの50年、究極の500枚 (2012/6/30)
- ロックの起源を知る
- ビートルズが偉大なわけ
- “プロテスト歌手”ボブ・ディランの転機
- 「サージェント・ペパーズ~」名盤誕生の背景
- “神”と呼ばれた天才ギタリスト
- ドラッグ体験を再現するサイケデリック・ロック
- 難解さゆえに長く続かなかったブーム、プログレッシブ・ロック
- 主役交代、時代はビートルズからレッド・ツェッペリンへ
- ロックの神秘、グラム・ロック
- ロックスターなんてクソ!吠えたのはパンク
- ニューウェイヴ、ロックは形を変えてゆく
- 80年代を支えた”産業ロック”
- NWOBHMとヘヴィメタル
- 暗い社会に希望をもたらしたのはザ・スミス
- 自ら巻き起こしたブームを自らの死で終わらせたニルヴァーナの衝撃
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