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ジョジョの奇妙な冒険第5部の洋楽元ネタ紹介
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ジョジョの奇妙な冒険第5部のキャラクター、スタンドの元ネタの洋楽を紹介したいと思います!
ジョジョの奇妙な冒険第5部、護衛チーム編
まずは主人公ジョルノが属するブチャラティチームから紹介します。
洋楽元ネタ:ジョルノのゴールド・エクスペリエンス
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主人公、ジョルノ・ジョヴァーナのスタンド、ゴールド・エクスペリエンス。
この元ネタはアメリカのロックミュージシャン、プリンスが1995年リリースしたアルバム名「ゴールド・エクスペリエンス」。
プリンスといえば80年代のアルバムがよくフィーチャーされるからそこが全盛期だと思われがち。しかし「ゴールド・エクスペリエンス」に代表される90年代のアルバムも名盤ぞろいでファンクさが良いです。
プリンスの妖艶さと独特のうねりあるギターは最高です。まさにゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)。
洋楽元ネタ:ブチャラティのスティッキー・フィンガーズ
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スティッキー・フィンガーズの元ネタは、ローリング・ストーンズのアルバム「スティッキー・フィンガーズ」。
ローリング・ストーンズの中でも屈指の名盤で、最高傑作に挙げる人も多いアルバムです。
しかし何よりここで注目したいのは、アルバムのジャケット。
ジッパーなんですよ。ブチャラティの能力、ジッパーです。ジャケットのズボンのジッパー、実は当時のレコードはちゃんと開いたんですよ。今は開かないけど、なかなかユニークなギミックです。
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洋楽元ネタ:ミスタのセックス・ピストルズ
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ミスタのスタンド、セックス・ピストルズの元ネタはイギリスのパンクバンド、セックス・ピストルズ。
70年代後半にパンクブームを巻き起こしたロックバンドです。
セックス・ピストルズはいわゆるロックスター、権力やキラキラした成功っていうものに対して反発していて、音楽に反抗心・怒りのメッセージを乗せて歌っていました。
70年代のロックスターというと、神様のような、手の届かない存在だったのです。
そういうロックスターにセックス・ピストルズは唾を吐いたんです。
洋楽元ネタ:ナランチャのエアロスミス
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ナランチャのスタンド、エアロスミスの元ネタはアメリカのロックバンド、エアロスミス。
エアロスミスは70年代から現在まで活動していて、珍しいくらい息の長いロックバンド。
70年代からずっとロックを続けている生ける伝説のようなロックバンドです。
洋楽元ネタ:アバッキオのムーディ・プルース
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アバッキオのスタンド、ムーディ・ブルースの元ネタは、イングランドのプログレッシブ・ロックバンド、ムーディ・ブルース。
1964年から現在までまで活動を継続しています。プログレッシブ・ロックに象徴される芸術性はもちろん、音の広がりが心地よい音楽が魅力的です。
洋楽元ネタ:フーゴのパープル・ヘイズ
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フーゴのスタンド、パープル・ヘイズの元ネタはアメリカのロックスター、ジミ・ヘンドリックスの曲、「パープル・ヘイズ」からとったもの。
フーゴのキレっぷりはジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」のリフと同じくらい切れ味があると思います。
洋楽元ネタ:トリッシュのスパイス・ガールズ
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トリッシュのスタンドスパイス・ガールの元ネタはイギリスの女性ユニット、スパイス・ガールズ。
アイドル的人気を得ていたスパイスガールズ。
可愛くて気の強いトリッシュにはぴったりのスタンド名だと思いますね。
個人的にはもうちょっとスパイス・ガールズの活躍見たかったですね。
ジョジョの奇妙な冒険第5部、暗殺チーム編
次は暗殺チーム編。
護衛チームも好きですが個人的には暗殺チームに感情移入しすぎて途中から暗殺チームを応援していました。
洋楽元ネタ:ホルマジオのリトル・フィート
ホルマジオのスタンド、リトル・フィートの元ネタは、アメリカのロックバンド、リトル・フィート。
60年代後半の結成から現在までメンバーチェンジを経て今も活動を続けるロックバンド。ブルース好きなら必聴のロックバンドです。
軽やかなリズムとカントリーチックな曲調は愉快さと懐かしさがあります。
味わい深いありきたりなブルースロックではない個性的なブルースが聞けるのがリトル・フィート。
洋楽元ネタ:イルーゾォのマン・イン・ザ・ミラー
イルーゾォのスタンド、マン・イン・ザ・ミラーの元ネタは、みんなよく知ってるマイケル・ジャクソンのアルバム「BAD」からの名曲「マン・イン・ザ・ミラー」です。
マイケル・ジャクソンの数ある名曲の中でも人気の曲のひとつ。メッセージ性の強い曲でもあって、マイケル・ジャクソン亡き今は涙を誘う1曲でもありますね。
洋楽元ネタ:プロシュート兄貴のグレイトフル・デッド
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プロシュート兄貴のスタンド、グレイトフル・デッドの元ネタは、アメリカのロックバンド、グレイトフル・デッド。
グレイトフル・デッドの音楽性は多様で、ひとつのジャンル、イメージに収まりません。
サイケデリック・ロックからフォーク、カントリー、即興ジャズまで、枠にとらわれないロックバンドです。
洋楽元ネタ:ペッシのビーチ・ボーイ
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ペッシのスタンド、ビーチ・ボーイの元ネタは、アメリカのロックバンド、ビーチ・ボーイズ。
ビートルズにも多大な影響を与えた存在で、ロックの歴史を語るときにはずせない超重要バンドです。
ビーチ・ボーイズは60年代前半までアメリカでのんきなサーフ・ロックという音楽をやっていたんです。そんなとこにビートルズというヤバいバンドがすごいアルバム(ラバー・ソウル)をもってやってくるんです。それに危機を感じたビーチ・ボーイズは、ラバー・ソウルを凌駕するべく渾身のアルバム「ペット・サウンズ」を生み出したという歴史があるんです。
洋楽元ネタ:メローネのベイビィ・フェイス
メローネのスタンドベイビィ・フェイスの元ネタは、アメリカのリズム&ブルースシンガーのベイビーフェイス。
私はR&Bはあまり詳しくないので調べてみたんですが、音楽プロデューサーとしても活躍したいたみたいです。セリーヌ・ディオンやマライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストンもプロデュースしていたようです。
プロデュースもして自身も曲を書き演奏もして編曲もするらしい・・・超マルチプレーヤーですね!才能の塊ですね。
洋楽元ネタ:ギアッチョのホワイトアルバム
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ギアッチョのスタンド、ホワイトアルバムの元ネタは、ビートルズのアルバム「ホワイトアルバム」。
このアルバム製作当時はビートルズのメンバー間の仲は最悪だったそうです。
だからこそ個人の特性が強く出た個性的なアルバムに仕上がりになったのかなと感じさせます。
よく一貫性がないとか寄せ集め的なアルバムと言われがちではありますが、メンバーの個性がよく出てるということで評価は高いのです。
オアシスのノエル・ギャラガーも最高だと絶賛しています。
洋楽元ネタ:リゾット・ネエロのメタリカ
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暗殺チームのリーダー、リゾット・ネエロのスタンド、メタリカの元ネタは、スラッシュメタル界の四天王メタリカ。
スレイヤー、メガデス、アンスラックスとともに80年代のメタル界の四天王といわれています。四天王の中でもメタリカは強いです。圧倒的頂点だと思います。
初期から一貫してシリアスな内容で重厚感あるサウンドはほんとに重い!
そんなヘヴィメタルバンドのメタリカが由来のリゾットのスタンドもまた最強ですね。
ソルベとジェラートは・・・?
ソルベとジェラートはスタンド能力は明らかにされていません。
個人的には、二人ともアイスっぽいスタンド名だといいなぁと。
ヴァニラ・ファッジ、カラフル・クリーム、フレッシュ・クリームあたりだといいなと思います。
ジョジョの奇妙な冒険第5部、親衛隊編
最後に親衛隊です。
個人的にはチョコラータ先生の狂気っぷりがはまりました。
洋楽元ネタ:スクアーロのクラッシュ
ディアボロ親衛隊スクアーロのスタンドの元ネタは、イギリスのパンク・ロックバンド、クラッシュ。
権力とか体制への反抗心を歌うパンク・ロックは、聴衆の心をギュッと掴むんですよね。
洋楽元ネタ:ティッツァーノのトーキング・ヘッド
スクアーロの相棒のティッツァーノのスタンドであるトーキング・ヘッドの元ネタは、アメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズ。
80年代以降のロック、ロックではないジャンルを融合させた新たなブーム、ニュー・ウェイヴの道を切り開いたロックバンドです。
洋楽元ネタ:カルネのノトーリアスB.I.G.
本体の登場シーンがわずかながら強力なスタンドで絶望感をもたらしたカルネのスタンド、ノトーリアスB.I.G.の元ネタは、アメリカのラッパー、ノトーリアスB.I.G.。
結構、本体カルネとノトーリアスB.I.G.似ているんですね、体格だけですが。
ノトーリアスB.I.G.は人気ラッパーのジェイ・Zに並ぶほどの人気。
ただ残念なことに24歳という若さで銃撃を受け死亡しました。このノトーリアスB.I.G.暗殺事件は未解決。
洋楽元ネタ:チョコラータのグリーン・ディ
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チョコラータのスタンド、グリーン・ディの元ネタは、アメリカのポップ・パンクバンド、グリーン・デイ。
チョコラータのイメージからはまったく異なる、軽やかでキャッチーでメロディアスでたまに政治的なポップな音楽です。
ディアボロ親衛隊の中でも異質な存在であるチョコラータ先生。ゲスいですが適役としては結構好きです。
洋楽元ネタ:セッコのオアシス
チョコラータ先生の元患者であるセッコのスタンド、オアシスの元ネタはイギリスのインディーロックシーンを代表するロックバンド、オアシス。
オアシスはギャラガー兄弟の言動が注目されがちですが、その暴言などからは程遠いほど爽やかな名曲が多いです。
ジョジョの奇妙な冒険第5部、それ以外のキャラ
ディアボロ含めそのほかのキャラの洋楽元ネタを紹介します。
洋楽元ネタ:ポルポのブラック・サバス
ポルポのスタンド、ブラック・サバスの元ネタは、イギリスのハード・ロック、ヘヴィメタル・バンドのブラック・サバス。
ヘヴィ・メタルの起源ともいわれているバンドです。
ポルポのブラック・サバス、初登場シーンには鳥肌が立ったものです。
いかにも”敵”、”悪”を感じる見た目なのに完成されたデザインでかっこよくてインパクトありますよね。
洋楽元ネタ:ディアボロのキング・クリムゾン
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ディアボロのスタンド、キング・クリムゾンの元ネタは、イギリスのプログレッシブ・ロックバンド、キング・クリムゾン。
キング・クリムゾンはプログレッシブ・ロック界の帝王。
プログレッシブ・ロックというジャンルを確立させたのがキング・クリムゾンですから、ボスであるディアボロのスタンドにはぴったりです。
ディアボロの能力に「エピタフ」がありますが、これもキング・クリムゾンの曲名。
洋楽元ネタ:マリオ・ズッケェロのソフト・マシーン
ズッケェロのスタンドソフト・マシーンの元ネタは、イングランドのロックバンド、ソフト・マシーン。
サイケデリック・ロックだったりプログレッシブ・ロックだったりジャズ・ロックをしたりと、音楽性がころころ変わるのが特徴的。
なので人によって好みの作品がまったく異なるロックバンドでもあります。
洋楽元ネタ:サーレーのクラフト・ワーク
サーレーのスタンドクラフト・ワークの元ネタは、ドイツの電子音楽グループのクラフト・ワーク。
クラフト・ワークは後のEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)にもっとも影響を与えた電子音楽のパイオニア的存在。
機械的で無機質な音楽には近未来感も感じるし、逆に懐かしさも感じる不思議な感覚が体験できます。
おわりに
ジョジョの奇妙な冒険第5部に出てくる洋楽の元ネタを紹介しました。
元ネタに興味を持った人はぜひ聞いてみてください。
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