【早熟の天才】ロマン派の代表作曲家メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲紹介

クラシック音楽界早熟の天才、フェリックス・メンデルスゾーン。

音楽を、文学や絵画と結び付けるロマン主義の作曲家です。

そんなロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲を紹介しています。

メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲：無言歌集(ピアノ曲集)

春の歌

「無言歌集」第5巻より「春の歌」。

愛を歌う曲だといわれても納得するくらい甘美で色鮮やかです。

メンデルスゾーンはクラシック音楽史の中でもきわめて早熟の天才だったそうです。

加えて文学や絵画と音楽を結びつけていたため、作曲する力はもちろん、人の繊細な心を描写する力も長けていたんだと感じますね。

浮き雲

「無言歌集」第4巻より「浮き雲」。

優美すぎる名曲ですね。

流麗で美しい。それでもやはり深みがあるので何度も何度も味わいたいです。

メンデルスゾーンの曲には、絵画を見るような奥深さがあります。

ヴェネツィアの舟歌 第2

メンデルスゾーンのピアノのための作品集「無言歌集」第2巻から、「ヴェネツィアの舟歌 第2」です。

やわらかくて温かいピアノの旋律が美しい曲。

でもただきれいな曲というだけでなく、少し感傷的な気持ちにさせる曲調を持っているんですよね。心にスッと寄り添ってくれます。

メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲：協奏曲

ヴァイオリン協奏曲

メンデルスゾーンの作曲したヴァイオリン協奏曲。

ロマン派は心の内側に響く音楽を追求しました。

その結果、旋律楽器ヴァイオリンのための究極ジャンルであるヴァイオリン協奏曲にとんでもない名作が誕生しました。

心の奥深くまで届く音楽には感銘を受けますよね。

ピアノ協奏曲第1番

メンデルスゾーンの「ピアノ協奏曲第1番」は、燃えるような情熱的なメロディからはじまります。

そして、第2楽章はうってかわり叙情的なピアノの旋律がメインとなります。

ゆったりとしたメンデルスゾーンの持ち味である美旋律が心の奥底をとらえます。

メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲：交響曲

交響曲第4番 イ長調「イタリア」

メンデルスゾーンがイタリア旅行中に着想を得て作曲したのが「イタリア交響曲」。

文学と音楽を結びつけて考えるロマン主義なメンデルスゾーンが書く曲は何もロマンティックなものだけではありません。

この躍動感、心を熱狂させるリズムと曲調、たまらなく楽しいです。心が弾みますね。

交響曲第3番 イ短調「スコットランド」

メンデルスゾーンの「交響曲第3番　イ長調　スコットランド」。

「イタリア」がイタリア旅行中に作曲されたように、この曲はスコットランド旅行から着想を得たようです。

こういう作曲の経緯を知ると、メンデルスゾーンはやはり自身の体験などからインスピレーションを受けやすいのかなと思いますね。

ロマン主義をもっともよく表す作曲家だと感じます。

メンデルスゾーンの有名な曲、代表曲：その他

夏の夜の夢

「夏の夜の夢」の第9曲「結婚行進曲」です。

こんなにキャッチーなクラシック音楽もそうないんじゃないでしょうか。

とっても華やかで色彩豊かですよね。

結婚式の定番曲としても親しまれていますね。

歌の翼に

愛する君をガンジス川のかなたへ運ぼう、二人で楽しい夢を見ようよ、というロマンティックな歌詞が印象的な歌です。

人間の繊細な心の動き、憧れを表現するロマン派らしい曲ですね。とろけるような甘さです。

メンデルスゾーンを聞こう！

以上、メンデルスゾーンの名曲紹介でした。

ロマン派を代表する作曲家らしく、ロマンティックな曲ばかりなので、優美なクラシック音楽を聞きたい人におすすめです。