90年代を代表するイギリスのロックバンド、オアシス。
レディオヘッドやグリーン・デイ、リバティーンズなどへの暴言や見下し発言には毎回苦笑いしてしまうところなんですが、まあそういうのは置いておいても90年代の重要バンドですよね。
下品で野蛮な言動が多くとも、やっぱりアルバムは良いんですよ。ノエル・ギャラガーの書く曲は響くし、リアムのボーカルは癖になる。
ということでここでは私のオアシスおすすめアルバムランキングを書いていきます。
ちなみにオアシスのヒット曲だけ聞きたい方はベスト盤「タイム・フライズ・・・1994-2009」がおすすめ。
このベスト盤だけあれば有名どころ、名曲は網羅できます。選曲が良いのでおすすめ。
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オアシスのおすすめアルバムランキング
私の思うオアシスのおすすめアルバム、第1位から紹介していきます。
オアシスのおすすめアルバムランキング第1位:モーニング・グローリー
オアシスってベスト盤あったけ?
なんて言われたらこの「モーニング・グローリー」をスッと手渡すという半ば本気のボケをかましたい。
というくらいオアシス最強の曲が詰め込まれてるのが「モーニング・グローリー」という名盤。
ガンズ・アンド・ローゼズにとっての「アペタイト・フォー・ディストラクション」であり、ニルヴァーナの「ネヴァー・マインド」みたいなもんだと思ってます。これ聞いておけば間違いないという名盤なんですよね。
各時代を象徴する名盤ってあるじゃないですか。
60年代だったらビートルズの「サージェント~」だったりビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」だったり。70年代だったら、デヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」とか「レッド・ツェッペリンⅣ」。80年代はトーキング・ヘッズの「りメイン・イン・ライト」とか。
そんな感じで、90年代のロックを象徴するひとつが「モーニング・グローリー」だと思うんですよね。
オアシスのリアルな思いを詰め込んだアルバムは、決してキレイなだけじゃくて泥臭ささえある。その生々しさが人々の心をつかんだんだと感じるし、私もまたつかまれた。
こういう内面に訴えるのがロックだよなぁ・・・なんてロックの目的が多様化している時代だからこそしんみりと思ったりします。
Wonderwall
オアシス
1995/10/02 ¥200
あああ美しき「ワンダーウォール」・・・!!!
口を開けば暴言な人がやってるなんて曲からは想像できない!
Morning Glory
オアシス
1995/09/18
私はカラオケ行くとこれ歌っちゃう。そんなに低くないしメロディもわかりやすいから女性の方はぜひ歌ってみて。キー高くもないと思うから男性もイケるかな。
歌ってつらくない&かっこいいロック曲を日々研究してる私が言うから間違いない!
オアシスのおすすめアルバムランキング第2位:オアシス
俺たちはビートルズになってやる・・・!
そう高らかに歌ったオアシスに対し、当時観衆は「何を言ってるんだこいつら」という冷たい反応だったそう。
ところがビッグマウスではなかったんですよね。
デビューアルバムの「オアシス」は世界で1000万枚以上売り上げたし、熾烈なツアーチケット争奪戦も行われました。
若者が直面する問題に迫った楽曲は彼らの心をつかんだ離さなかったんですね。一気に90年代の主役にオアシスは躍り出ました。
曲だけ聞けばまだまだ荒削りに感じる面もあると思う。
でも、こういうストレートな歌だからこそ傷ついた若者の心に響いたんだと感じます。洗練されてないからこその生々しい歌詞、音に励まされるんですよ。
「おれたちは公営住宅に住む人の代弁者」・・・オアシスかっこよすぎでしょ。
(ちなみにリバティーンズはそんなオアシスに対して「オアシスが公営住宅に住むヤツらを代弁してるなら、おれたちはその裏のゴミ箱で今日の日付を思い出そうとしているヤツらのために歌ってる」と発言)
このアルバムはノエル・ギャラガーが曲書いてるんですけど、ほんとすごいよね。こんな名曲書くんだから、えらそうに暴言吐いてても何も言えません!
Rock ‘n’ Roll Star
オアシス
1994/08/29
本当に90年代のビートルズになったオアシス。オアシスは言動だったりがネタにされがちだけどやっぱりかっこいい。
Live Forever
オアシス
1994/08/08 ¥200
日本では「ホワットエヴァー」がバラード系で人気だけど、ノエル・ギャラガー的には意味わからないそう笑
「リヴ・フォーエヴァー」という至高のバラードがあるというのに・・・だそうです。
オアシスのおすすめアルバムランキング第3位:ビィ・ヒア・ナウ
オアシス3枚目のアルバムです。
面白いことに、ノエルとリアムで「ビィ・ヒア・ナウ」の評価がまったく異なるんですよね。
リアムが「ビィ・ヒア・ナウが一番好き」だと言う一方で、ノエルは「このアルバムは最悪のロックアルバムといわれてもおかしくない」とコメントしているんです。
私はというと、正直1stと2ndのサウンド、曲のほうが好き。
ストレートで泥臭い1stと2nd。対して「ビィ・ヒア・ナウ」はアレンジ過多でキレイ。
曲はクオリティ高いし良いんですけど、角が取れて丸くなった感があるんですよね。グサッと胸を貫いてくるような鋭さがなくなったというか。
このあたりの受け止め方しだいで感想は全然違うと思うんです。
曲は良いんですよ。洗練されているし、世界観は壮大。音のシャワーを浴びているみたいにラグジュアリー感がある。
ただ個人的にはオラオラしてる初期が好みってだけですね。
でも解散している今となってはこういう過渡期のオアシスも愛おしい。
Don’t Go Away
オアシス
1997/08/21 ¥-1
初期の幻影を追い続けるのも変な気がする。変わるのは自然。その過程さえ楽しまないと。
1stと2ndが好みとは言いましたが、「曲が良ければいいじゃないか」。そんな気になってきます。
オアシスのおすすめアルバムランキング第4位:ヒーザン・ケミストリー
私このアルバムに収録されてる「ストップ・クライング・ユア・ハート・アウト 」がオアシスの中でもトップクラスに好きで!
溺愛ソングなんですよ・・・。
あああいいね、美しすぎる。安らぐ。この曲だけで「ヒーザン・ケミストリー」愛がググっと高まりますね、愛おしい。
あんな問題児なくせにこんな素敵な曲やるんだから卑怯すぎでしょー・・・。
あと前作からノエルが歌う曲もあって、本作でもあるんですけど。その中の「リトル・バイ・リトル」がもうエモーショナルでめちゃくちゃ良いんですよ~。
ノエルの歌う曲、前作ではそんなに響かなかったんですけど「リトル・バイ・リトル」は好き。これはリアムじゃなくてノエルだからこそグッとくるんだと思う。
リアムのほうが癖があって好きだったんですけど、曲によってはノエルのほうが映えますね~!
Stop Crying Your Heart Out
オアシス
2002/06/17
私みたいな初期オアシスが好みの人も、こんなバケモノ級の名曲聞かされたら黙るしかない。プレスリーじゃないけど、好きにならずにいられないよね。
Little By Little
オアシス
2002/07/01
この曲もだし「シー・イズ・ラブ」という曲も、「ヒーザン・ケミストリー」はノエルの歌う曲が結構良いんですよ。
オアシスのおすすめアルバムランキング第5位:スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ
「ビィ・ヒア・ナウ」でちょっとオアシスの音楽性変わったなぁなんて思ってましたが、「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」を聞いて本当に変わったのはこのアルバムからだと思いました。
ブリットポップ自体、1997年あたりをピークにブームは落ち着いていったので、2000年リリースの本作が今までと違う音楽性となったのは自然なことなのかもしれません。
ブラーもやっぱり1997年リリースの「ブラー」以降、ブリットポップ感がなくなってオルタナティブ・ロックバンドっぽくなりましたからね。
流行り廃りはあって当然なので、このアルバムはそういう背景を汲んで聞くべきかなとも思います。
とはいえ初期のオアシスが好きな私からしたらさみしく感じるこの気持ちも否定できないわけですが・・・!
ノエルが歌う曲もあったり、サイケ感漂う曲もあったりして、今までのオアシスにはなかった試みがあります。そういう実験要素を楽しみつつ聞きたいアルバム。
Go Let It Out
オアシス
2000/02/04
過渡期だから戸惑う人もいたと思うけれど、ちゃんとそんな中でも印象に残す曲ぶっこんでくるのはさすがすぎる。
オアシスのおすすめアルバムランキング第6位:ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース
オアシス6枚目のアルバム。
オアシスが好きなザ・ラーズから影響を受けているそうですよ。
たしかにそう言われてみれば・・・ラーズ特有のシャカシャカとした爽やかギターサウンドがこのアルバムにはあるような気がする。
ラーズの音って気持ち良いもんね。「ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース」もなんか体に心地良い音がして気分が良くなってきます。
初期の泥臭さもなければ前作までの装飾過剰な雰囲気もない・・・オアシスの新しい一面が見られる名盤。
新しいはずだけど懐かしい気がするのは、きっとラーズの影響を受けているからなのかもしれません。
ここにきてレトロな音が感じられるのが良いなって思います。
有名な「ライラ」という曲があるのもこのアルバムですよ~。
Lyla
オアシス
2005/04/12
誰かポケットに両手を突っ込んで体を傾けながら歌ってくれませんか。私はノエルの真似するから。
オアシスのおすすめアルバムランキング第7位:ディグ・アウト・ユア・ソウル
これが今のところオアシス最後のアルバムなんですよね。解散してしまいましたから・・・。
今はそれぞれソロでやってるけど、再結成してほしいなぁ。ザ・スミスとオアシスの再結成はロックファンが心底待ち望んでると思う。
あ、肝心の中身ですね・・・結構全体的にハードな印象です。いや、ヘビーといっていいくらいかも。
音的には初期オアシスに通じるところがあるなと感じました。
なんといってもこのアルバムで聞かないといけないのはリアムが作曲した「アイム・アウタ・タイム」。
この曲がねー・・・泣ける。ほんとグッとくるんですよ。「アイム・アウタ・タイム」のために買っていいアルバムだと思う。
ジョン・レノンに捧げた曲というのもあいまってじーんとするんですよね・・・ほんとこれめっちゃいいから。
ほかのアルバムのほうが聞く頻度は多いし好きだからこの順位ですが、内容は良いですよ。
I’m Outta Time
オアシス
2010/10/06
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オアシスのおすすめアルバムランキング結果
以上、私的オアシスのおすすめアルバムランキングでした!
1位2位のアルバムは初期ならではの泥臭さ、リアルな思いを感じる最高の名盤だと思います。
もはやオアシスに興味があるとかないとか関係なくロック史上偉大な名盤のひとつですから。
それ以降のアルバムも、音楽性の移り変わりを感じつつ楽しめますよ。どのアルバムにも必ずと言っていいほど誰もが聞いたことある有名な曲がありますし。
さて、オアシスの再結成を夢見つつ今日も名盤を聞きましょうか。
オアシスおすすめアルバムランキング第1位:モーニング・グローリー
オアシスおすすめアルバムランキング第2位:オアシス
オアシスおすすめアルバムランキング第3位:ビィ・ヒア・ナウ
オアシスおすすめアルバムランキング第4位:ヒーザン・ケミストリー
オアシスおすすめアルバムランキング第5位:スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ
オアシスおすすめアルバムランキング第6位:ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース
オアシスおすすめアルバムランキング第7位:ディグ・アウト・ユア・ソウル
ヒット曲だけ聞きたい人はこちらのベスト盤を
