洋楽のハードロックが聴きたい!
でもバンドが多すぎて何から聴けばよいのかわからない・・・そんなあなたへ、まずは聴いておきたいおすすめの洋楽ハードロックバンドとその名盤を紹介します。
どれもハードロックを聞くにあたり必聴の名盤なので、気になったら手に取ってみてください。

そもそもハードロックとは?
ロックの中の1ジャンルで、ギターのソロがありやギター、ドラムなどのサウンドが激しいのがハードロックというイメージですね。ヘヴィ・メタルとの微妙な違いは定義づけられないほどあいまい。
歪んだ音のエレクトリック・ギターを強調したサウンド形態が特徴。1960年代後半にはほぼ確立したジャンルである。初期はサイケデリック・ロックやブルース・ロックの混合物としてスタートし、1970年代初頭までには、ハードロックの呼称が定着した。
出典:Wikipedia
洋楽ハードロックのおすすめバンド:レッド・ツェッペリン
イギリスのハードロックバンド、レッド・ツェッペリン。
1960年代のイギリスではビートルズが大衆の圧倒的人気を得ていましたが、70年代、ビートルズから1番人気の座を奪い取ったのが、レッド・ツェッペリン。ロックの新時代到来を象徴するできごとでした。
長い金髪を振り乱しハイトーンボイスで歌うロバート・プラント、アイデア豊富なリフメイカー、ジミー・ペイジ、マルチプレイヤーのジョン・ポール・ジョーンズ、力強く独特のリズム感でドラムを叩くジョン・ボーナムという超強力なモンスターバンドです。
女性関係が派手だったり宿泊先のホテルを破壊したりなど、プライベートの破天荒さもまたハードロックを体現したようなロックバンドです。
レッド・ツェッペリンのおすすめ名盤:「レッド・ツェッペリンⅡ」
画像:Amazon
「レッド・ツェッペリンⅡ」。
王道すぎるほどのギターサウンドと爆音のドラムが全面に表れていて非常に熱いです。
レッド・ツェッペリンほど好きなアルバムで分かれるバンドもありませんが、「レッド・ツェッペリンⅡ」だけはワーストだという人は絶対にいないと断言できます。
ハートブレイカー(永遠の詩2007リマスター)
Led Zeppelin
1976/09/28 ¥250
洋楽ハードロックのおすすめバンド:ディープ・パープル
画像:Amazon
イギリスのハード・ロックバンド、ディープ・パープル。
ディープ・パープルの魅力は、イアン・ギランの強烈シャウト、リッチー・ブラックモアのギター。
リッチー・ブラックモアのギターは、高い技術に聴衆の目をくぎ付けにするパフォーマンスで、天性のロックスターだと感じられるカリスマがあります。
ディープ・パープルのおすすめ名盤:「マシン・ヘッド」
画像:Amazon
洋楽ハード・ロックバンド、ディープ・パープルのおすすめアルバムは「マシン・ヘッド」。
超有名で印象的なギターリフを持つ名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が収録されているので、とっつきやすいのではないでしょうか。
ギターを始める人が一番最初に弾くリフですよね。
ディープ・パープル初期でありながらも洗練された名盤です。
Smoke On the Water
ディープ・パープル
1972/03/25 ¥200
洋楽ハードロックのおすすめバンド:クイーン
画像:Amazon
日本でもおなじみのイギリスのハード・ロックバンド、クイーン。
クイーンのすごいところは、メンバー全員さまざまな楽器が演奏できて、曲を書けるところ。
なので、曲によって色が違ったりいろんなアルバムが楽しめます。

クイーンのおすすめ名盤:「オペラ座の夜」
画像:Amazon
クイーンをはじめて聞く人におすすめしたいのが「オペラ座の夜」。
とくにおすすめの曲はジョン・ディーコン作曲の名曲「You’re My Best Friend」は”ハード”ロックな感じではないですが、親しみやすいメロディに優しいサウンドで聞きやすいです。
「デス・オン・トゥ・レッグス」や「ボヘミアン・ラプソディー」のようなオペラ調の名曲もクイーンらしさ全開で良いです。
また、「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」という、イギリスで国歌とされている名曲も収録されています。ハードロックでありながら幻想的でミュージカルでも見ているかのようなアルバムはクイーンならではですね。
You’re My Best Friend (2011 Remaster)
クイーン
1975/11/21 ¥250
洋楽ハード・ロックのおすすめバンド:ガンズ・アンド・ローゼズ
ガンズ・アンド・ローゼズはアメリカのハードロックのバンドです。
アクセル・ローズの個性的なボーカルにスラッシュの表現豊かなギターが魅力。
いかついルックスからイメージされるどおりの激しいノリのよい曲があったり、グッと心をつかまれるバラード曲があったり、いろんな側面を見せてくれるバンドですね。
ガンズ・アンド・ローゼズのおすすめ名盤:「アペタイト・フォー・ディストラクション」
「アペタイト・フォー・ディストラクション」以外に選択肢はないというくらいの名曲ぞろいの名盤。
デビューアルバムなのにいきなり全米1位を獲得した完成度の高い完璧なアルバムです。
鮮烈なデビューを飾ったアルバムは、歴史的名盤となり今も好きなアルバムのひとつとして幅広い世代から支持されています。
スウィート・チャイルド・オブ・マイン
ガンズ・アンド・ローゼズ
1987/07/21 ¥250
洋楽ハード・ロックのおすすめバンド:ホワイトスネイク
ホワイトスネイクは、元ディープ・パープルの3代目ボーカルを務めたデヴィッド・カヴァーデイルが脱退し結成したハード・ロックバンド。
メンバーチェンジが多く音楽性も同時に変化していくホワイトスネイクですが、名曲、名盤も多いです。
初期はハードロックよりもブルース・ロックで渋めな印象でしたが、その後レッドツェッペリンを彷彿させるようなハイトーンボイスなボーカルできらびやかなハードロックに変わっていきます。

ホワイトスネイクのおすすめ名盤:「ホワイトスネイク(サーペンス・アルバス)」
ホワイトスネイクでイチオシのアルバムが「ホワイトスネイク」。
日本では、「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス~」と表記されています。完成度が高い捨て曲なしの名盤です。
注目すべきはジョン・サイクスのブルージーなギターです。「スティル・オブ・ザ・ナイト」を聞いてみてください。
レッド・ツェッペリンの「移民の歌」と似ているといわれることもありますが(実際似ています)、曲の展開や情緒あるギターサウンド、ハードロックなボーカルがとても素晴らしい名曲なのです。
Still of the Night (2017 Remastered Version)
ホワイトスネイク
1987/04/07 ¥250
洋楽ハード・ロックのおすすめバンド:ブルー・マーダー
ジョン・サイクスがホワイトスネイク脱退後に結成したブルー・マーダー。
商業的には大きな成功を収めることなく解散し、その後も再結成がささやかれましたが現在は動きなしという状況です。
あまりパッとしなかったブルー・マーダーですが、インパクトは欠けるものの佳曲ぞろいです。
サイクスのギターは相変わらず良いですし、ブルー・マーダーではなんといってもサイクス自身がボーカルをとっているのも注目したいところ。
ブルー・マーダーのおすすめ名盤:「スクリーミング・ブルー・マーダー~フィルに捧ぐ」
「スクリーミング・ブルー・マーダー~フィルに捧ぐ」本当におすすめです。
「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」を聞いてください。
レスポールの音ってこんなに美しいのかと感動しました。
Please Don’t Leave Me (Live)
ジョン・サイクス
2004/12/20 ¥150
洋楽ハード・ロックのおすすめバンド:レインボー
元ディープ・パープルのギタリストであるリッチー・ブラックモアがディープ・パープル脱退後に結成したバンド、レインボー。
初期はロニー・ジェームス・ディオをボーカリストとして迎え中世のヨーロッパ的コンセプトで活動していましたが、ディオと音楽性の違いでもめて結局ディオが脱退。
その後、グラハム・ボネットを起用しますが、ソリが合わずに1枚のアルバムだけ完成させてジョー・リン・ターナーに。ボーカリストの変遷とともに音楽性も変わっていきます。
- ロニー・ジェームス・ディオ
- グラハム・ボネット
- ジョー・リン・ターナー
- ドゥギー・ホワイト
- ロニー・ロメロ(今ここ)

レインボーのおすすめ名盤:「ダウン・トゥ・アース」
そんなレインボーでイチオシなのが「ダウン・トゥ・アース」。
ハードロックだけれどポップさもあり、バランスが良い名曲ぞろいの名盤です。
グラハムのパワフルな歌声は唯一無二。
そして、ドラムのコージー・パウエルが良いです。
コージーはこのころのレインボーの曲は、「Lost In Hollywood」以外は叩いてつまらなかったようですが・・・
ロスト・イン・ハリウッド
レインボー
1979/01/01 ¥250
洋楽ハード・ロックのおすすめバンド:ボン・ジョヴィ
ボーカリストであるジョンの愛嬌あるルックス、キャッチーなロックで当時人気を集めていたボン・ジョヴィ。
このころの活躍していたアメリカのハードロックというと、ガンズ・アンド・ローゼズやシンデレラ、スキッド・ロウあたりでしょうか。
しかし、バンド名を連ねてみても、日本でここまで受けたのはボン・ジョヴィですよね。
ボン・ジョヴィが日本でこんなに今もなお人気なのは、曲の親しみやすさにあるのかなと思います。

ボン・ジョヴィでおすすめ名盤:「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」
「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」は誰でも聞いたことがあるであろうボン・ジョヴィらしさが詰まったアルバムで名曲ぞろいの名盤です。
「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」はボン・ジョヴィの代名詞と言ってもよいのではないでしょうか。
「ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ」はちょっとシリアスの雰囲気の曲とリッチーのコーラスが最高です。
ボン・ジョヴィは洋楽を聞かない人でもとても聞きやすいので初めてハードロックを聞くのにもおすすめです。
禁じられた愛
ボン・ジョヴィ
1986/07/23 ¥250

まとめ
ハードロックの魅力、おすすめロックバンドやアルバム、名盤紹介でした。