クラシック音楽におけるロマン派を代表するドイツの作曲家、ロベルト・シューマン。
ロマン派らしい心の内側をフィーチャーした曲が多く、中でもピアノ曲には美しい名曲がたくさんあります。
しかし、シューマンのそのロマンティックな名曲の数々からは想像できませんが、愛するライン川に投身自殺を図るほど追い詰められるくらい精神病に苦しめられた人物でもあります。
本記事では、そんなシューマンの有名な曲、代表曲を紹介しています。
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シューマンの有名な曲、代表曲:交響曲
交響曲第1番「春」
R. シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38 – IV. Allegro animato e grazioso
アントニー・ヴィット & ポーランド国立放送交響楽団
1996/06/14 ¥150
「春」という副題がつけられたシューマンの最初の交響曲。
初演は同じくロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーンが指揮したそうです。
「春」ではあるけれど、壮大すぎて個人的にはあまり春っぽさは感じないかなと。とはいえ、いきいきとした楽しげな雰囲気はありますね。
交響曲第3番 「ライン」
R. シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 Op. 97 – IV. Feierlich
アントニー・ヴィット & ポーランド国立放送交響楽団
1996/06/14 ¥150
「ライン」という副題がつけられています(シューマンがつけたのではありません)。
シューマンはライン川が好きでよく沿岸を散歩していたようですね。そして大好きなライン川で投身自殺を図った(救助されましたが)。
音楽的にもライン川には刺激を受けていたようです。
そんなシューマンの音楽の要素にもなっていたライン川の副題がつけられた交響曲、雄大です。
交響曲第4番
交響曲 第4番 ニ短調 op.120、第4楽章:遅く~生き生きと
ヴッパータール交響楽団 & 上岡敏之
2010/04/21 ¥250
シューマンが妻クララへ、22歳の誕生日に贈った曲が「交響曲第4番」。
この後も何度かクララの名前を出していますが、シューマンにとってはクララこそ創作意欲の源であり、彼にとっての音楽でした。
シューマンを代表とするロマン派は、心・内面重視の音楽を特徴とするので、バックグラウンドを知るといかにもロマン派だなという感じがしますね。
シューマンの有名な曲、代表曲:ピアノ曲
トロイメライ<子供の情景>
シューマン:トロイメライ(《子供の情景》作品15から)
イレーナ・ヴェレッド
1992/01/09 ¥250
愛と夢の世界を表現するロマン派の音楽。
シューマンはピアニストであるクララとの恋愛を創作の原動力としました。
ピアノ曲集「子供の情景」についてシューマンはクララに下記内容の手紙を宛てています。
あなたはときどき私のことを子どものようだと言いましたね。その言葉が私に創作させました。
「子供の情景」は、子どものような心を忘れない”大人”のための音楽なんです。
子供のためのアルバム
楽しき農夫(シューマン)
ガブリエル・チョドス
2009/10/07 ¥250
シューマンのピアノ曲集「子供のためのアルバム」です。
上記曲は「楽しき農夫」。ピアノを習っていた人は弾いたことがあるのではないでしょうか?
個人的にも子どものころ弾いたことがあり、弾いていた楽しかった曲のひとつです。胸が弾みますよね。
幻想曲
幻想曲 ハ長調 作品17 第1楽章:完全に幻想的、そして情熱的に演奏すること – 昔語りの調子で
内田光子
2010/09/15 ¥400
シューマンの曲は、作品番号1~23まではピアノ曲なんです。
それは愛するクララがピアニストだったことに起因しそうです。
クララの楽器がピアノだから、このころピアノ曲の創作意欲がほかのジャンルより強かったのではないでしょうか。
クララと結婚した1840年以降はほかのジャンルも多数作曲しています。
シューマンにとっては、クララとの日々そのものが音楽と結びついていたんでしょうね。
幻想小曲集
シューマン: 幻想小曲集 Op.12 II. 飛翔
伊藤 恵
2007/10/21 ¥150
8曲からなるピアノ曲集「幻想小曲集」。
この中でとりわけ有名なのが「飛翔」です。
冒頭の激しさ、力強さは一度聞けば耳に残ってしまいますね。その旋律とは逆に、優雅でおだやかなメロディもあり作品に深みを加えています。
アラベスク
シューマン:アラベスク ハ長調作品18
Various Artists
1999/01/01 ¥200
「アラベスク ハ長調」はシューマンが1839年に作曲したピアノ曲。
同じタイトルを持つ曲だと、ドビュッシーの「アラベスク」も有名ですね。
シューマンの「アラベスク」は、さすがロマン派らしくとってもロマンティック。
ぬるぬるとした滑らかな音には、夢幻世界を感じます。現実と夢とのはざまに迷い込んだような感覚がしますね。
謝肉祭
R. シューマン:謝肉祭 Op. 9 – XII. Chopin
イェネ・ヤンドー
1993/11/11 ¥150
全20曲からなるシューマンのピアノ曲集「謝肉祭」。
シューマンが20代半ばのころ作曲したものなので、彼の作品の中では初期にあたる名曲ですね。
「謝肉祭」にある「ショパン」という曲は、ショパンの夜想曲風。聞いてみるとそれっぽい雰囲気があって面白いですよ。
クライスレリアーナ
シューマン: クライスレリアーナ Op.16 – 第1曲
イェネ・ヤンドー
2009/11/06 ¥150
全8曲から構成されているピアノ曲集「クライスレリアーナ」。
「クライスレリアーナ」というのは、音楽家E.T.A.ホフマンの音楽評論集のタイトルからとられたそうです。
その作品からのインスピレーションによって生まれた曲がシューマンの「クライスレリアーナ」。
森の情景
森の情景:森の入り口
スヴィアトスラフ・リヒテル
1993/01/01 ¥150
全9曲で構成されているシューマンのピアノ曲集「森の情景」。
シューマンの有名なピアノ曲は多くは20代に書かれましたが、「森の情景」は40歳手前のころに作曲されました。
「森の情景」を構成する曲たちはロマン派詩人の描いた「森」をモチーフにしていて、シューマンの若いころのピアノ曲に比べより文学的で味わい深い作品になっています。
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シューマンを聞くなら
以上、シューマンの有名な曲、代表曲の紹介でした。
もしシューマンに興味を持たれたのなら、ピアノ曲を聞くのがおすすめです。
ピアノ曲にとくに傑作が多いからです。シューマンの甘美なピアノの旋律に浸ってみましょう。